例えば、国語の時間なのに、45分間、国語を全くやらないで自分勝手なことをしている子はいませんか?
例えば、算数の時間に算数ができないからといってずっと読書をしている子はいませんか?
それらを誰が指示してやらせているのですか?
この子はやんちゃだから、言うことを聞かないからといって、好きなことをさせていいわけではありません。
もし教師が、「〇〇君はやらないから、好きなことをしてていいよ」と子どもに言ったら、それは教師の問題です。
もし教師が、「この時間は国語の時間です。○年○組の人は国語をやります」と毅然と言って、それでもやらないのであれば、その子の問題です。
ちょっとの違いのように見えますが、それ全く違います。
教師が好きにやっていいって言うのは、教育の放棄です。子どもの放置です。教師の怠慢です。
しかし教師が毅然と「今やるべき事はこれだよ」と言っているのに、それをやらないのであれば、それはその子の問題になります。
算数の時間に、算数ができないからといって、「あなたは読書していていいよ」と教師が言うのであればそれは教育の放棄です。自分の教育力がないと言っているのと同じです。
そうではなくて「〇〇さん、この時間は算数の時間です。教科書とノートを開きなさい」と言って、それでもその子がやらないで、本を読んでいるのであれば、それは子どもの責任になります。
教科書ノートを開いたのであれば、全体指導の後、練習問題やらせる時などに、その子のところに行って個別指導すればいいのです。
そういうことをしないで、初めから「できないので読書してていい」って言うのは、その教師は責められるべきです。
どちらにしろそういう子たちは教師が放置した場合、誤学習をしてしまいます。
「僕は国語しないで好き勝手なことをしていていいんだ」と言う誤学習をします。
「私は算数はしないで、読書していていいんだ」と言う誤学習をします。
それはその子だけではなくクラス全体にも間違った考え方を生んでいきます。
『〇〇さんは勉強ができないから読書していいんだ』
『〇〇君は勉強ができない勉強やらなければ遊んでていいことになるんだ』
「じゃあ僕も読書がしたい」「じゃあ私も好き勝手なことをしていたい」と言う子たちが出てくるかもしれません。
1人の子への対応の仕方で、その子だけの誤学習だけではなく、クラス全体が、僕も私もとなっていき、いずれは学級崩壊につながっていきます。
その子が自分のクラスに在籍しているのであれば、その時間、その授業内容を教えるのが教師の仕事です。だから、放置してはいけないんです。
どうやって教えるかはまた別の問題です。それは教師の技量の問題です。そういう子たちに合った教え方の技術を学べばいいだけです。
そして特別な支援が必要な子であれば、管理職や特別支援コーディネーターと相談し、保護者とともに決めることです。
この問題は、子どもの問題ではないんです。教師が仕事しているか、仕事をしていないかの問題です。
どんなに大変な子であっても、どんなに言うことを聞かない子であっても、教師であれば、毅然として「今は授業する時間です」と言って欲しいものです。
あなたのお子さんが、担任から放置されていたら、あなたはどう思いますか?
例えば、算数の時間に算数ができないからといってずっと読書をしている子はいませんか?
それらを誰が指示してやらせているのですか?
この子はやんちゃだから、言うことを聞かないからといって、好きなことをさせていいわけではありません。
もし教師が、「〇〇君はやらないから、好きなことをしてていいよ」と子どもに言ったら、それは教師の問題です。
もし教師が、「この時間は国語の時間です。○年○組の人は国語をやります」と毅然と言って、それでもやらないのであれば、その子の問題です。
ちょっとの違いのように見えますが、それ全く違います。
教師が好きにやっていいって言うのは、教育の放棄です。子どもの放置です。教師の怠慢です。
しかし教師が毅然と「今やるべき事はこれだよ」と言っているのに、それをやらないのであれば、それはその子の問題になります。
算数の時間に、算数ができないからといって、「あなたは読書していていいよ」と教師が言うのであればそれは教育の放棄です。自分の教育力がないと言っているのと同じです。
そうではなくて「〇〇さん、この時間は算数の時間です。教科書とノートを開きなさい」と言って、それでもその子がやらないで、本を読んでいるのであれば、それは子どもの責任になります。
教科書ノートを開いたのであれば、全体指導の後、練習問題やらせる時などに、その子のところに行って個別指導すればいいのです。
そういうことをしないで、初めから「できないので読書してていい」って言うのは、その教師は責められるべきです。
どちらにしろそういう子たちは教師が放置した場合、誤学習をしてしまいます。
「僕は国語しないで好き勝手なことをしていていいんだ」と言う誤学習をします。
「私は算数はしないで、読書していていいんだ」と言う誤学習をします。
それはその子だけではなくクラス全体にも間違った考え方を生んでいきます。
『〇〇さんは勉強ができないから読書していいんだ』
『〇〇君は勉強ができない勉強やらなければ遊んでていいことになるんだ』
「じゃあ僕も読書がしたい」「じゃあ私も好き勝手なことをしていたい」と言う子たちが出てくるかもしれません。
1人の子への対応の仕方で、その子だけの誤学習だけではなく、クラス全体が、僕も私もとなっていき、いずれは学級崩壊につながっていきます。
その子が自分のクラスに在籍しているのであれば、その時間、その授業内容を教えるのが教師の仕事です。だから、放置してはいけないんです。
どうやって教えるかはまた別の問題です。それは教師の技量の問題です。そういう子たちに合った教え方の技術を学べばいいだけです。
そして特別な支援が必要な子であれば、管理職や特別支援コーディネーターと相談し、保護者とともに決めることです。
この問題は、子どもの問題ではないんです。教師が仕事しているか、仕事をしていないかの問題です。
どんなに大変な子であっても、どんなに言うことを聞かない子であっても、教師であれば、毅然として「今は授業する時間です」と言って欲しいものです。
あなたのお子さんが、担任から放置されていたら、あなたはどう思いますか?