授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

授業のスキル基本のキその三、説明1分指示5秒。

2020-02-12 00:34:00 | 学級経営
ある授業研で、授業者が指示の説明を20分してました。

子どもたちは、だらけた雰囲気。中には机に突っ伏している子もいます。

そして、授業者は、「はじめ」と言いました。
僕の頭には?がつきました。
何を指示したのか、全くわからなかったのです。

突っ伏している子に「何するかわかった?」と聞いたら、「わかんね」と言って何もしませんでした。

他の子たちも、とりあえずノートを出して鉛筆持つとかしてるのですが、やっぱりなをやるかわからなかったようです。

話は長いほど混乱します。説明してるつもりでも、言葉を変え、言い方を変えていくと、大人でも、「結局何が言いたいの?」と言いたくなってしまいます。

ましてや子どもは、語彙の獲得が少なく、脳の発達も未熟です。言えば言うほど脳は理解不能で混乱します。

脳のワーキングメモリは、子どもなら、3つぐらいと思っておきましょう。それ以上言えば、前のメモリが消えていきます。話が長くなるほど、子どもたちは覚えていられないのです。

では、どうするか。

説明と指示は、子どもにわかる言葉で短くズバッと言いましょう。

説明は1分以内、指示は5秒で一つだけ言えば、子どもは混乱しません。

短い説明、短い発問、短い指示で、子どもの活動はたっぷりとる。

それがいい授業の秘訣です。

実は、上記の授業研のクラスを、僕が翌年担任しました。

今回の内容や、今まで書いた、そしてこれから書く「授業のスキル基本のキ」を行うことで、授業中、突っ伏す子はいなくなりましたよ。



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