みなさん、おはようございます。
始めに支援物資の受け取りのご報告をさせていただきます。
伝票NO3025-4396-1565 S.K様 バミューダヘイ25kgX5
クレイングラス25kg
伝票NO3203-7951-8196 S.T様 チモシー
伝票NO3028-7088-8373 K.H様 クレイグラス25kgX3
チモシー1番500X2
牧草MIX X2
(順不同 複数小口の時の伝票NO省略 イニシャル違いの時はお許し下さい)
昨年受け取りをしていながらご報告が遅れましたこと心からおわび申し上げます。
温かいご支援に感謝しています。
本当にありがとうございました。
今日は帰還困難区域の牧場の様子を書きます。
松ちゃんちの上にある道路わきの餌置き場は陽当りが良く雪も殆ど融けて所々に残るくらいでした。
家の下の牧場は今、除染中の牧場が陽当りがいいんだけど、しばし我慢の時。
帰還困難区域の牧場に行って驚いた。
雪が全くない。
家の下の牧場とまるっきり違う光景。
ここは国道6号線から100mくらい入った所。
家の下の牧場の環境と違い過ぎる。
同じ町でも東と西でこれだけ違うとは・・・
家の下の牧場と同じく風が吹き餌のわらが飛んでしまうのは一緒だった。
風さえなければ暖かく感じたかも?
松ちゃんは家の下の牧場の牛と帰還困難区域の牛の食欲について心配していた。
帰還困難区域の牧場の牛は食欲旺盛なのに、家の下の牧場の牛は小食だと。
素人の僕の見解だけど、太陽の光を浴びて暮らすってこともあるんじゃないかな?と思った。
でも最初から帰還困難区域の牧場の牛の方が体が大きかったし、家の下の牧場の牛は体が小さいのもあるから、そこはどうなんだろう。
帰還困難区域の牧場は東と南に大きな障害物がないから、いつも陽が当たる。
本当にいい場所だ。
家の下の牧場と大違い。
重機は修理してなくて手作業で餌やりをした。
軽トラックもキュルキュルキュルと嫌な音立てながら走り、あおりも曲がって運転席後方のガラスも透明のビニールを貼って凌いでいる。
松ちゃんの作業環境はよろしくない。汗
あの問題児は相変わらずだった。
自分で立つ素振りを見せない。
だから餌を与えても他の牛が邪魔して半分食べられてしまう。
松ちゃんも「あいつは何やってもダメだぁ。前にもああなったけど今回もいたせりつくせりでやってくれると思ってんでねぇ~か」と、ぼやきながら呆れ顔。
「年をとった老牛だから、しゃ~ねぇ~ちゃ、しゃ~ねぇ~んだけどな」と松ちゃん。
彼は獣医の手配をしたり、特別に餌を配分したりと尽くすだけ尽くしている。
震災の時に10歳を超えていたら、もう16歳以上になる。
それ以上の年だったら20歳とかになってるかも?
強制避難区域の時からずっと動物たちの生き死にを見てきた男だから、こんな時はやるだけやってやるぞっていう気持ちで動物たちと接している。
それはずっと変わらない。
今回もどうにかしてあげようとしているのだけど、何をやっても言う事を聞かずで気を揉んでいた。
この日は3度もわらを抱えられるだけ抱え運び、3回目は両腕にバケツ一杯の水も一緒に運んだ。
これがその時の写真。
食欲は旺盛。
もう1ヵ月も横たわったまま立とうとしないらしい。
バナナや野菜も特別支給され医者にも掛かってこれかい!
この牛のおかげで気が休まらない松ちゃんだった。
水をがぶ飲みする老牛。
ほんとに病気?の牛に見えないから、あの姿見ると。
僕も行って老牛の頭を撫でてあげたが「やめろ!気安くさわるな!」って感じで角を振り回し威嚇された。
元気があるくせに何だよ?でした。
まぁ牛に文句言ってしょうがないか。
このあと松ちゃんとホームセンターがある元ベニマルの店舗へ向かった。
移動販売の車がまた来てればと話したら「ほとんど来ねぇ~よ」と松ちゃん。
「考えてみろ~、一日4千円~5千円くらいの売り上げしか無かったら、ガソリン代だけで人件費出ねぇ~べ、だから毎日来てねぇ~んだ」と。
確かに2人で来てたし人件費出ないよなぁ~と納得。
ま、色々ですね。
町民の多くが戻らない町の復興ですから。
スーパーもホームセンターも超縮小型店舗。
品揃えを期待してはいけない。
ホームセンターで僕はびっくりするものを見た。
変われば変わるもんだでした。
これは次回書かせて頂きます。
それでは皆さん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。
始めに支援物資の受け取りのご報告をさせていただきます。
伝票NO3025-4396-1565 S.K様 バミューダヘイ25kgX5
クレイングラス25kg
伝票NO3203-7951-8196 S.T様 チモシー
伝票NO3028-7088-8373 K.H様 クレイグラス25kgX3
チモシー1番500X2
牧草MIX X2
(順不同 複数小口の時の伝票NO省略 イニシャル違いの時はお許し下さい)
昨年受け取りをしていながらご報告が遅れましたこと心からおわび申し上げます。
温かいご支援に感謝しています。
本当にありがとうございました。
今日は帰還困難区域の牧場の様子を書きます。
松ちゃんちの上にある道路わきの餌置き場は陽当りが良く雪も殆ど融けて所々に残るくらいでした。
家の下の牧場は今、除染中の牧場が陽当りがいいんだけど、しばし我慢の時。
帰還困難区域の牧場に行って驚いた。
雪が全くない。
家の下の牧場とまるっきり違う光景。
ここは国道6号線から100mくらい入った所。
家の下の牧場の環境と違い過ぎる。
同じ町でも東と西でこれだけ違うとは・・・
家の下の牧場と同じく風が吹き餌のわらが飛んでしまうのは一緒だった。
風さえなければ暖かく感じたかも?
松ちゃんは家の下の牧場の牛と帰還困難区域の牛の食欲について心配していた。
帰還困難区域の牧場の牛は食欲旺盛なのに、家の下の牧場の牛は小食だと。
素人の僕の見解だけど、太陽の光を浴びて暮らすってこともあるんじゃないかな?と思った。
でも最初から帰還困難区域の牧場の牛の方が体が大きかったし、家の下の牧場の牛は体が小さいのもあるから、そこはどうなんだろう。
帰還困難区域の牧場は東と南に大きな障害物がないから、いつも陽が当たる。
本当にいい場所だ。
家の下の牧場と大違い。
重機は修理してなくて手作業で餌やりをした。
軽トラックもキュルキュルキュルと嫌な音立てながら走り、あおりも曲がって運転席後方のガラスも透明のビニールを貼って凌いでいる。
松ちゃんの作業環境はよろしくない。汗
あの問題児は相変わらずだった。
自分で立つ素振りを見せない。
だから餌を与えても他の牛が邪魔して半分食べられてしまう。
松ちゃんも「あいつは何やってもダメだぁ。前にもああなったけど今回もいたせりつくせりでやってくれると思ってんでねぇ~か」と、ぼやきながら呆れ顔。
「年をとった老牛だから、しゃ~ねぇ~ちゃ、しゃ~ねぇ~んだけどな」と松ちゃん。
彼は獣医の手配をしたり、特別に餌を配分したりと尽くすだけ尽くしている。
震災の時に10歳を超えていたら、もう16歳以上になる。
それ以上の年だったら20歳とかになってるかも?
強制避難区域の時からずっと動物たちの生き死にを見てきた男だから、こんな時はやるだけやってやるぞっていう気持ちで動物たちと接している。
それはずっと変わらない。
今回もどうにかしてあげようとしているのだけど、何をやっても言う事を聞かずで気を揉んでいた。
この日は3度もわらを抱えられるだけ抱え運び、3回目は両腕にバケツ一杯の水も一緒に運んだ。
これがその時の写真。
食欲は旺盛。
もう1ヵ月も横たわったまま立とうとしないらしい。
バナナや野菜も特別支給され医者にも掛かってこれかい!
この牛のおかげで気が休まらない松ちゃんだった。
水をがぶ飲みする老牛。
ほんとに病気?の牛に見えないから、あの姿見ると。
僕も行って老牛の頭を撫でてあげたが「やめろ!気安くさわるな!」って感じで角を振り回し威嚇された。
元気があるくせに何だよ?でした。
まぁ牛に文句言ってしょうがないか。
このあと松ちゃんとホームセンターがある元ベニマルの店舗へ向かった。
移動販売の車がまた来てればと話したら「ほとんど来ねぇ~よ」と松ちゃん。
「考えてみろ~、一日4千円~5千円くらいの売り上げしか無かったら、ガソリン代だけで人件費出ねぇ~べ、だから毎日来てねぇ~んだ」と。
確かに2人で来てたし人件費出ないよなぁ~と納得。
ま、色々ですね。
町民の多くが戻らない町の復興ですから。
スーパーもホームセンターも超縮小型店舗。
品揃えを期待してはいけない。
ホームセンターで僕はびっくりするものを見た。
変われば変わるもんだでした。
これは次回書かせて頂きます。
それでは皆さん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。