みなさん、こんにちは。
今日は、始めに大事なお知らせがあります。
来月で震災から丸6年になりますが、このたび僕たちのNPO法人がんばる福島が横浜の法人ではなく、福島県のNPO法人になりました。
昨年の7月から登記移転の準備をしてまいりましたが、公示・審査期間を経て先月末、念願の福島の法人になり嬉しかったです。
このことに今は感慨ひとしおです。
横浜から主たる事務所本店は松ちゃんの家の住所になりました。
本当に長い長い6年だったと感じていますが、これまで続けて来れたのも全国の皆さんのご支援があったからです。
今まで本当にありがとうございました。
全国のみなさまに心から深く感謝いたし厚く御礼を申し上げます。
これからも何一つ変わらず活動して行きますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
今年の4月あたりに富岡町は帰還宣言を出すのでは?という状況です。
帰還宣言はある意味、待ちに待った事ですが、このままでは?という声が多いのが現実です。
この日、僕は元畜主の半谷のじっちゃんの所へ松ちゃんと行った。
じっちゃんは元気でなによりだった。
町の様変わりを4人で話しながらお茶を飲んでいた時、4月に帰還宣言する?との話になった。
じっちゃんも松ちゃんも「これで帰還宣言するのおかしい」と。
町の広報スピーカーから流れている「熊の目撃がありました」とか「熊の足跡が確認されましたので、充分気を付けてください」の文言に顔をしかめて言った。
「イノシシより熊の方が怖いだろう?それなのにこんなところに帰って来て下さいって、何を言っているんだよな」と松ちゃん。
続けて「熊に気を付けて下さいって素人に何が出来んの?熊対策を何にも取らねぇ~で」と。
じっちゃんも「役場は何やってんだべ!そんな放送聞いたらみんな帰って来ねぇ~べ」と怒りの矛先を役場にぶつけた。
ほんと、富岡に一日いると2~3回は熊に注意、イノシシに注意とこの放送を聞く。
熊は見てみたい気はするが、実際に目の前に熊が現れたら僕はちびってしまうかもしれないな。
やめておこう。
帰還困難区域の牧場。
帰還宣言が出ても、ここは解除されないので許可証がないと入れません。
今回の帰還宣言は町の人のためではなく、国の圧力そのものらしいです。
解除しなければ補助金や交付金をもらえず町政は成り立たなくなるため、国の圧力(命令)に屈したと地元の友人たちは言っている。
先日も「町民のための解除じゃないよ」と、いわきの友人と郡山の友人に言われた。
富岡役場の前に建設されたロボットを作る研究所?も国のお金で作られたもの。
新規事業者や会社が出来るのは復興のためには良い事。
なので生活するため帰還する少人数の意見は無視され続けるのだろうと思った。
3日かかって直した重機に乗り込む松ちゃん。
帰還宣言は半分嬉しくて半分悔しい。
そんな感じ。
原発事故のおかげで人が戻らず、町は隣の町などと併合し小さな町になって行く。
これは仕方のない現実です。
帰るたびに解体される家々を見て、町の風景がさびしくなったとしみじみ思う。
明日は我が身。
この先もいろいろあるのだろうなぁ~。
重機の修理は完ぺきでした。
原発事故の処理も全然うまくいっていないようだし、22兆円まで膨らんだ賠償金を新規参入の電力会社からも取り、消費者からは電力料金を値上げし徴収と、事故を起した東電はそれでも潰れず利益が出てるみたいだし、これでいいの?
福島原発事故の責任は、東電と原発を推進してきた経産省官僚や国会議員などにあり、新規参入する電力会社には無いだろ!これ、どう考えてもおかしいよ。
福島の賠償は経産省官僚と自民党と東京電力で責任をとれ!と僕は言いたい。
こういう事書くと気持ちも暗くなるし朝まで書きそうなので、今日はこの辺で失礼します。
新しく福島県のNPO法人に仲間入りしたがんばる福島を、これからも宜しくお願いいたします。
それではみなさん、またお会いしましょう。
今日は、始めに大事なお知らせがあります。
来月で震災から丸6年になりますが、このたび僕たちのNPO法人がんばる福島が横浜の法人ではなく、福島県のNPO法人になりました。
昨年の7月から登記移転の準備をしてまいりましたが、公示・審査期間を経て先月末、念願の福島の法人になり嬉しかったです。
このことに今は感慨ひとしおです。
横浜から主たる事務所本店は松ちゃんの家の住所になりました。
本当に長い長い6年だったと感じていますが、これまで続けて来れたのも全国の皆さんのご支援があったからです。
今まで本当にありがとうございました。
全国のみなさまに心から深く感謝いたし厚く御礼を申し上げます。
これからも何一つ変わらず活動して行きますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
今年の4月あたりに富岡町は帰還宣言を出すのでは?という状況です。
帰還宣言はある意味、待ちに待った事ですが、このままでは?という声が多いのが現実です。
この日、僕は元畜主の半谷のじっちゃんの所へ松ちゃんと行った。
じっちゃんは元気でなによりだった。
町の様変わりを4人で話しながらお茶を飲んでいた時、4月に帰還宣言する?との話になった。
じっちゃんも松ちゃんも「これで帰還宣言するのおかしい」と。
町の広報スピーカーから流れている「熊の目撃がありました」とか「熊の足跡が確認されましたので、充分気を付けてください」の文言に顔をしかめて言った。
「イノシシより熊の方が怖いだろう?それなのにこんなところに帰って来て下さいって、何を言っているんだよな」と松ちゃん。
続けて「熊に気を付けて下さいって素人に何が出来んの?熊対策を何にも取らねぇ~で」と。
じっちゃんも「役場は何やってんだべ!そんな放送聞いたらみんな帰って来ねぇ~べ」と怒りの矛先を役場にぶつけた。
ほんと、富岡に一日いると2~3回は熊に注意、イノシシに注意とこの放送を聞く。
熊は見てみたい気はするが、実際に目の前に熊が現れたら僕はちびってしまうかもしれないな。
やめておこう。
帰還困難区域の牧場。
帰還宣言が出ても、ここは解除されないので許可証がないと入れません。
今回の帰還宣言は町の人のためではなく、国の圧力そのものらしいです。
解除しなければ補助金や交付金をもらえず町政は成り立たなくなるため、国の圧力(命令)に屈したと地元の友人たちは言っている。
先日も「町民のための解除じゃないよ」と、いわきの友人と郡山の友人に言われた。
富岡役場の前に建設されたロボットを作る研究所?も国のお金で作られたもの。
新規事業者や会社が出来るのは復興のためには良い事。
なので生活するため帰還する少人数の意見は無視され続けるのだろうと思った。
3日かかって直した重機に乗り込む松ちゃん。
帰還宣言は半分嬉しくて半分悔しい。
そんな感じ。
原発事故のおかげで人が戻らず、町は隣の町などと併合し小さな町になって行く。
これは仕方のない現実です。
帰るたびに解体される家々を見て、町の風景がさびしくなったとしみじみ思う。
明日は我が身。
この先もいろいろあるのだろうなぁ~。
重機の修理は完ぺきでした。
原発事故の処理も全然うまくいっていないようだし、22兆円まで膨らんだ賠償金を新規参入の電力会社からも取り、消費者からは電力料金を値上げし徴収と、事故を起した東電はそれでも潰れず利益が出てるみたいだし、これでいいの?
福島原発事故の責任は、東電と原発を推進してきた経産省官僚や国会議員などにあり、新規参入する電力会社には無いだろ!これ、どう考えてもおかしいよ。
福島の賠償は経産省官僚と自民党と東京電力で責任をとれ!と僕は言いたい。
こういう事書くと気持ちも暗くなるし朝まで書きそうなので、今日はこの辺で失礼します。
新しく福島県のNPO法人に仲間入りしたがんばる福島を、これからも宜しくお願いいたします。
それではみなさん、またお会いしましょう。