人と出会い

山は白っぽく

別れ
そういう事を繰り返すのが人の常なのですが
喜びも悲しみも織りまざる事が
人生を彩るものならば
これも受け入れるしかないのでしょうね
無常というものは
人生の背後に常にあるものですね
だからこそ
人との出会いや
ふれあいは
愛おしいです。
大切な時間を過ごしたい。

山は白っぽく
春の兆しを示しています
今の時期の山は芽吹きの直前で白っぽくなり
何とも言えない雰囲気です。
今朝は霧が出て姫島も霞んでぼやけてました。
菜の花達も霞む朝
昨日の激しい雨とその後の晴れたおひさまの熱で湿気を呼び
海もぬるみ霧が出たのでしょう。
それはそれで美しかったです。
昨日
春からの巡回展示の事で色々話していて
不思議なのですけれど
心にゆとりが生まれてきました。
大変な事が始まりますが
不思議なのですけれど
妙に落ち着いてそれでいてうまく事は運ぶなあという予感めいたものが生まれました。
いろんなことが起こり
予期せぬことに
本来なら悩んだり右往左往するのでしょうが
今の私は不思議なくらい落ち着いていて
前向きです。
なぜなのかわかりません。
多分心の底に何かあたたかいものが醸成されています。
それが私のおるごーるの元になりつつあります。
命に限りがあるからこそ尊い。
ゼンマイを巻いてもいつかはとまる
それでいいんです
自然には巡りがあり
生命には循環がある
木漏れ日のように降り注ぐ光と
それを受け止める大地や山や海の姿を見て
人もその中の極小の一部であると気付ける幸せ
極小だけれども極大な存在ですね
ものを見る目は
感じる心は
その人により彩りは変わるかもしれません
けれどもそれらが人の心のなかに1つずつ1つずつ存在している
その集合体が世の中で。
それは色かもしれない。音かもしれない。
何かの塊かもしれない
造形かもしれない。
流れているかもしれない。
そんなひとりひとりの中にある世界が
まるで細胞のようにこの星を作っているのだとしたら
ああ
この星はきっと宝石のように煌めいてるのだろうなとふと想うのです。
随分とこどもめいているでしょうか?
そんな事は構いやしません。
そんな幼い感性が私を作っているのだとしたら
私はそのことに誇りを持ち
作り上げる世界を色んな人にお見せしたい。
私の世界は
私にしか作れないのだから。
それでいいんです。
