トヤマ・グラススタジオ「友の会」会員展 vol.1

3/14(土)から富山ガラス工房　ギャラリーカフェ「クリエ」で、トヤマ・グラススタジオ「友の会」会員展が開催されています。
今年のテーマは、「新幹線が繋ぐガラスの旅」です。
この展覧会は、「友の会」の会員と、工房所属作家とのコラボレーションで制作した作品の展覧会です。



「友の会」の会員は、富山ガラス工房の吹きガラス制作講座を受講した人の集まりです。
私は、吹きガラス講座を受講していませんが、キルン講座を受講したので、友の会に入れてもらっています。
今回の展覧会の作品も、皆さん吹きガラスの作品ですが、私だけフュージングの作品で参加しました。



搬入の日が平日だったので、どんな風に展示されているか見るのを楽しみにしていました。
初日は、所用があり行けなかったので、2日目の日曜日に見に行く予定にしていました。
何人かに案内状を郵送しましたが、どの程度の人が来てくれるか・・・。
恐らく2～3人が良い所かなぁ・・・と思っていたら、思いがけず一人の知人から土曜日の夕方見に行ったという連絡がありました。
ところが、私の名前はどこにも無かったとの事。
私の名札を準備するのを忘れていた様です。
どんな作品を出したのか説明したら、納得していましたが、なんだか悲しい・・・。
せっかく見に行ってくれたのにね。
私一人キルン講座の受講生なので、いつも忘れ去られるんですよね。
止む無く、翌日の日曜日、適当に名札を作って、作品にくっつけて来ました。
それにしても、そういう連絡をしてきた友人が一人だけって事は、他に誰も見に行って無いって事だよね。
期待はして無かったけど、それもなんだか寂し～い。

気を取り直して、私の作品です。
私の選んだ県は、富山県。
テーマは、「富山湾のごっつぉ」です。
富山では、ご馳走の事を「ごっつぉ」と言います。





丸テーブル2台に展示されていました。
本当は、1つの班に1つの展示台の予定だったらしいのですが、私だけ1人で2台分占領していました。
それに関しては感謝。
私の作品はお皿だから、立体の作品に比べて、場所を取ってしまうんですよね。

先ずは、25cmのパウダーがけの角皿2枚組。
日本海の宝石「白エビ」と



「ホタルイカ」



白エビもホタルイカもとっても小さいんですけど、アップにしたらなんだか別物の様になってしまいました。

それと5枚組の15cmの泡入りの角皿。
九谷焼の上絵付け用シールを挟んで作りました。



カトラリーレストを2組。
これまた日本海の海の幸「ブリ」と、



もう一つ、特に富山という訳では無いのですが、魚(実はイルカ)とカニをあしらった物です。



間に、銀澄が挟んであります。
以前渦巻きを切り取った残りの銀澄を再利用したものです。
殆ど思いつきで作ったものですが、結構気に入っています。

明日は、他のグループの作品を紹介したいと思います。

展覧会は、3/21(土)午後2時までです。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さいませ。

ｖｏｌ．２へつづく。

スランピングの窯入れ

土日に自宅電気炉と富山ガラス工房の電気炉、両方でスランピングの窯入れをしました。
3/14からのトヤマ・グラススタジオ友の会会員展に向けて、追い込みの作業です。

泡入れの15cmの魚模様の角皿が、4枚全部自宅電気炉に入ると思っていたら、あにはからんや、3枚がぎりぎりでした。
そこで自宅電気炉の方は、15cm角皿2枚とスプーンレスト4個、



工房の電気炉の方は、残りの15cm角皿2枚と、白エビとホタルイカの25cm角皿2枚、



これで何とか間に合いそうです。
やれやれ。
さてさてどんな出来上がりになるか、楽しみ。　楽しみ。

魚の角小皿 リベンジ

キルン講座で窯入れに失敗した魚の角小皿を、我が家の電気炉で再度フュージングしてみました。



泡入れの作品なので、2度の窯入れで、泡が浮き上がってこないか心配だったのですが、なんとかうまくいきました。
やれやれ。
魚の絵の部分は、九谷焼の上絵付け用シールを使用したものです。
後は週末にスランピングの窯入れをして、なんとか3/13のトヤマ・グラススタジオ「友の会」会員展の搬入に間に合いそうです。

1枚ヒビが入ってしまった鰤のカトラリーレストも、今度は透明系で作り直しました。



こちらも2回目は割れる事無く、なんとか成功。
カトラリーレストの方は、今週末、工房でスランピングの窯入れしようと思っています。
他に25cmの角皿が2枚あるから、入れてもらえるかどうか・・・。

トヤマ・グラススタジオ「友の会」会員展のおしらせ

トヤマ・グラススタジオ「友の会」会員展が今年も開催されます。
案内状が出来上がりました。



場所は、富山ガラス工房内のギャラリーカフェ「クリエ」です。
会期は、3/14(土)～21(土)までです。
午前9時～午後4時までの開催です。
但し、最終日は午後2時までです。

今年のテーマは、「新幹線が繋ぐガラスの旅」
そうなんです。
いよいよ北陸新幹線が、3月14日(土)に開通するんです。
最近のローカル局の番組は、北陸新幹線の話題で持ちきりです。

この展覧会は、友の会の会員と工房所属作家とのコラボレーションによる作品展です。
北陸新幹線の開業を記念して、沿線各駅ゆかりの作品を展示します。

皆さん吹きガラスの作品ですが、私は吹きガラスをやった事が無いので、フュージングの作品を出す予定です。
私の選んだ駅は、富山です。
富山湾のご馳走(ごっつぉ)をテーマに制作しました。
富山では、ご馳走の事を「ごっつぉ」と呼びます。

「甘海老」と「ホタルイカ」をモチーフにした25cmの角皿2枚と、魚模様の九谷焼の上絵付けシールを使った15cmの泡入れ皿5枚組、それから「ブリ」のカトラリーレストを制作中です。
最後の窯入れが3/8なので、3/13の搬入に間に合うか、ドキドキものです。
展示スペースがどの程度割り当ててもらえるか判らないので、全て展示できるのかもその日になってみなければ判らない状態です。

お近くにお越しの場合は、是非お立ち寄り下さいませ。

キルンワーク講座展のご案内

今年も、富山ガラス工房で「キルンワーク講座展」が開催されます。
会期は、3/23(月)から29(日)です。
場所は、第2工房のショーウインドウです。
開催時間は、9:00～17:00ですが、最終日は、16:00までです。



お近くにお越しの際は、是非ご覧下さいませ。

私は、どの作品を出品するか、今ちょっと迷っている所です。
なにせ今回の後期講座で作った作品は、トヤマ・グラススタジオ「友の会」展の方の作品作りを中心に制作したので、講座展用の作品が殆ど無いんですよね。
その上、窯入れに失敗しちゃったしね。

今の所、中期講座の続きを仕上げた、ヒマワリのお皿を出そうかと思っています。
ずっと前に同じデザインで作ったフュージングのヒマワリ皿とセットで出すのもいいかもね。
確か、ヒマワリの箸置きもあった筈だし・・・。

4月からは、色々な意味で忙しくなりそうです。
2008年の設立当初から続けていたキルンワーク講座も、4月からはしばらくお休みする事にしました。
もしかしたら、キルーワーク講座展も、これか最後かなぁ・・・。
丸7年間の集大成ってとこかなぁ・・・。
と言いつつ、出せる作品があまり無いが悲しい所ですけど・・・。