猛暑でどの植物もぐったりしている中で、ワイヤープランツの威力は大変なものです。
2~3年前に木の根元にグランドカバーとして植えたものが、あっという間に、木にかけ登り、はたまたフェンスを伝い、ハンギングの鉢の上にも覆い被さり、グレーチングの上にも広がり、4~5m先まで、伸びています。
細い茎からどうやって水分を補給しているのか、全く不思議です。
そのたくましい生命力を、少し分けてほしい気持ちです。
つる性と言えば、暑さで除草を怠けているうちに、あちこち蔦がからまり、植物を覆い尽くしています。名前はわかりませんが、富山ではこれを「貧乏蔦」と呼んでいます。
うっかりしていると、網戸にへばりついて、取るのにひと苦労します。
近所の空き家では、家を覆い尽くして、どこから進入したのか、窓の内側(家の中)にまで、蔦が絡まっています。
家の近くの高速道路のコンクリート面にも、沢山へばりついています。
こんな事で、貧乏になったら、大変! と今日は、一年発起して、むしり取りました。
なんとゴミ袋いっぱいの蔦を除去しました。やれやれ・・・
蔦と言えば、薔薇棚に繁殖していたテイカカズラですが、去年の雪で薔薇棚が倒壊してしまったので、今年の春、棚の撤去に伴い、すっかり切り詰めて、幹だけの状態にしてしまいました。
最初、なかなか葉っぱが出てこないので、もうダメか・・・と思っていたのですが、こちらも大変な繁殖力で、今では、すっかりこんな状態です。
春になると、白いかわいい花が咲いて、遠くまで良い香りが漂うのですが、繁殖し過ぎると、アプローチが薄暗くなってしまうので、今度は、時々剪定をして、伸び放題にならない様、気を付けたいと思います。