特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

過去片付け(公開コメント版)

2008-07-31 08:27:39 | Weblog
殺人・傷害・窃盗・詐欺・・・殺伐とした事件が絶えない。
次から次ぎへと、際限なく悲しい出来事は起こる。
最近は、通り魔事件も頻発。
まるで、目に見えない闇の力が働いているかのよう。

怖いのは、〝いかにも〟といった風体の人物でなく、普段は〝ごく普通〟に見えている人間が豹変して凶行に及ぶこと。
「まさかアノ人が・・・」
「そんな事するような人には思えなかった」
なんて言うセリフは、何か事が起こるたびに囁かれる。
そんな輩が一般人に紛れ込んで急に襲ってくる訳だから、逃げようがない。
これからは、「人を見たら泥棒と思え」ではなく、「人を見たら殺人者だと思え」が教訓になるかも。
「知らない人にでも、気持ちのいい挨拶をしよう」
と言っていた古き良き時代は、もう戻ってこないのだろうか。

専門家がどう分析して理屈をつけても、全ての原因は人間の心。
その心が、人を善行にも悪行にも駆り立てる。
その中で被害に遭う側になるの人もいれば、危害を加える側になる人間もいる。
刻まれた過去は、法的には片付けられても人間的には片付けられず、どちら側に立ってもその重荷は一生背負っていかなければならない。



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人生の正真(公開コメント版)

2008-07-25 17:33:48 | Weblog
私が酒を控えるようになってから、しばらくの時が経つ。
かれこる6月末からだから、五臓六腑に滲み渡っていたアルコールもだいぶ抜けてきただろうか。
意図せずして、人との付き合いで飲むことは何度かあったけど、珍しいことに、あまり美味く感じなかった。
冷えたビールも磨かれた日本酒も、口や腹は歓迎せず。
例年になくこの時季に買い置きしてある〝にごり酒〟も、冷蔵庫で長らくその白い肢体を横たわらせている。
このまま酒嫌いになった方が身体にも懐にも人にも?優しいのだろうが、それだと人生の楽しみを失ってしまうような・・・複雑な心境である。
何はともあれ、そんな節制の甲斐あってか、体調も少しはよくなりつつある。
ただ、この夏を乗り切るためには、もう少し回復したいところ。



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灰色のカーテン(公開コメント版)

2008-07-19 16:58:03 | Weblog
いや~!本格的に暑くなってきた!
冬の寒さもツラいけど、夏の暑さもなかなかくる。

鬱々と精神を蝕む冬と酷々と肉体を虐める夏と、どっちがいいだろう・・・
やはり、朝のカーテンを開けたとき、明るい空がある夏の方がいい。
冬は、「今日も一日頑張らなきゃな・・・」だけど、
夏は、「今日も一日頑張るぞ!」と思えるから。
冬は、一日の始まりのカーテンを開けることに恐怖感すら覚える。
部屋のカーテンも心のカーテンもずっと閉めっぱなしで、一人静かに引きこもっていたいと思う。
それに比べれば、夏朝の疲労と暑さなんて軽いもの。
汗と脂にまみれても、悪臭と汚物にまとわりつかれても、気持ちが立っていればなんのその。
泣くほどの辛抱はいらない。



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ギャンブル(公開コメント版)

2008-07-14 10:22:44 | Weblog
自然環境・政治腐敗・社会保障・少子高齢化・貧困層拡大・国力低下・教育etc・・・
社会が抱える問題・課題を挙げていったらキリがない。
ただ、感じるのは、この世の中が段々と生きにくくなっているということ。
気のせいであってほしいけど、目の前には、気のせいには思えない実情がある。

その一端を表すように、相変わらず殺伐とした事件や悲惨な事故が絶えない。
そんな毎日で、多くの人が悲惨な目に遭っている。
この日本・・・いや、この世界には、耳を疑い目を覆いたくなるような現実がある。



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限界(公開コメント版)

2008-07-09 17:27:13 | Weblog
地球温暖化の影響か・・・
今年の梅雨には調子を狂わされている。
例年より早く梅雨入りしたかと思ったら空梅雨?を思わせるような日が続いたり、肌寒い日が続いたと思ったら急に猛暑が襲ってきたり・・・
そんな中で、暑さは日に日に増している。

やはり、私の仕事は、暑い時季は更に過酷さを増す。
伴って、体力の限界をヒシヒシと感じる。
一年一年、確実に歳をとっているのだから、体力が衰えていくのは仕方のないことだけど。
反面、仕事のハードさは変わらないので、そのギャップは広がる一方。
身体への負担は重くなるばかりだ。

毎年のようにこんな愚痴を吐いている私だが、愚痴だけで済んでいるうちはまだマシである。


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兄弟と孤独(公開コメント版)

2008-07-04 15:33:29 | Weblog
人間は、孤独な生き物なのかどうか・・・
生まれてくるときは孤独ではない・・・母があるから。
ただ、死んでいくときは孤独・・・共に逝く人もおらず自分の身体さえ手放さなくてはならないから。
そう考えると、ちと淋しいものがある。

そんな節理の下、出生率の低下が危惧されるようになって久しい。
一人の女性が一生のうちに産む子供の数は二人に満たないそう。
ただ、これは平均のデータだろうから、一概に、一人っ子の家庭が増えていると言えるものではないだろう。
まぁ、一人っ子には一人っ子のよさが、子沢山には子沢山のよさがあるだろうが、どちらにしろ、子供が少ない社会より子供が多い社会の方が明るく思える。

ちょっと昔は、三人兄弟(姉妹)・四人兄弟なんて当り前で、父母・祖父母の代では五人以上の子沢山も珍しくなかったみたい。
さぞや、賑やかな生活だったことだろう。
家族関係や隣近所の人間関係も、今ほどは希薄ではなかっただろうから、孤独死も少なかっただろうか。
〝腐乱〟なんていうと、更に少なかったかもしれない。



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