特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

酔話(公開コメント版)

2012-01-30 10:26:53 | 特殊清掃
「ありがたいなぁ・・・」
酒を飲みながら、しみじみ思う。
一庶民の質素な晩酌だけど、それは、多くの幸いがあって成り立っているものであることを。

身の回りが平和であること、
買うためのお金があること、
稼ぐための仕事があること、
働くため・飲むための身体と健康があること、
酒をつくってくれる人がいること、
それを運んでくれる人・売ってくれる人がいること等々・・・
・・・感謝の念を持たずにはいられない。


私の休肝日は、心身の調子がヒドく悪いとき、帰宅がかなり遅くなったときくらい。
日々に生活において晩酌をほとんど欠かさない。
仕事も肝臓も、休みは少ないのである。

定番はビール。
値段が安いから“発泡酒”や“新ジャンル”にしていた時期もあったけど、やはり、口が納得せず。
「ビールとは別種の酒」と思って飲めばいいのかもしれないけど、下手に味が似ているものだから割り切れない。
結局、今は、ビールに戻している。
好みは、麦芽100%。
これは、学生の頃、味もロクにわからないクセに大人のウケウリで飲み始めたもの。
少しは味がわかるようになって、“ウケウリ”は“好み”に変わり現在に至っている。

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素直になれなくて(公開コメント版)

2012-01-23 09:29:34 | ゴミ屋敷
「素直じゃない!」
子供の頃、親によくそう言われた。
「屁理屈を言うな!」
これもまたよく言われた。
私は、親のいうことをすぐにきかない、何かにつけ口ごたえの多い(可愛げのない)子供だったのだ。

ただ、そんな風に言われても、当の私はピンとこず。
親の言う「素直」の意味がいまいちわからなかったのだ。
そんな中で得た結論は“従順=素直”。
つまり、“親に従順=素直”だと解釈した・・・というか、そう解釈しないと自分の中で整理がつかなかった。
しかし、人間の性分なんてそう簡単に変わるものではない。
とりあえず、“素直”の意味を呑み込みはしたけど、実際に親に従順になることはなかった。
結局のところ、“親に従順=素直”という解釈がうまく消化できずにいたのである。

今は、「人に従順=素直」という認識はない。
“素直”とは“自分に従順・正直であること”と理解している。
では、“自分に従順・正直”とはどういうことか・・・
ちょっと考えてみた。

「自分に正直」「自分らしく生きる」というと、何とも聞こえがいい。
素晴らしい考え方・生き方のように感じさせる響きがある。
しかし、そんな表には裏がある。
解釈によっては、ワガママ・自己中心的思考・利己主義などを肯定し助長してしまう。
自律や自制を否定することにもなりかねない。
だから、単に「自分に従順」「自分に正直」なだけでは不充分なのである。

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生きてるよ(公開コメント版)

2012-01-09 15:47:33 | Weblog
遅ればせながら、2012謹賀新年。
前回の更新は昨年10月10日だったから、三ヶ月ぶりの更新になるのか・・・過ぎてしまえば時間が経つのははやいもの。
ありがたいことに、この身を心配してくれる人もいるようだが、大丈夫、なんとかこうして生きている。

この三ヶ月、相変わらずの毎日を過ごしていた。
例によっての多忙少休、世間の非日常に私の日常を重ねていた。
一般の人にとって珍しいことはたくさんあったけど、私にとって特段に変わったことはなかった。

変わったことといえば、年末年始の暴飲暴食が祟って腹回りが太くなったことくらい。
クリスマスから正月にかけ、おいしい料理を食べ、うまい酒を飲んだせい。
一年間、汚仕事に這いずり回った自分への褒美のつもりで、つい調子に乗りすぎた。

ただ、クリスマスを祝い、めでたい正月を迎えられなかった人のことも頭の隅にある。
思い浮かぶのは、大地震の被災者。
ありきたりのことしか書けないのでコメントは差し控えるけど、あらためて、人の生と死を考えさせられている。

私(人)はいつ死ぬかわからない、いつ死んでもおかしくない。
その中で、限られた時間を生きている。
常に選択に迫られ、大小の岐路に立たされ、今、何を優先すべきか、深い思慮を求められながら深い思慮ができずに生きている。


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