特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

非難民(公開コメント版)

2021-05-12 08:21:00 | 猫屋敷
かつてなかったほどの最悪の事態になっているコロナ第四波。
うろたえる国・自治体、疲弊する医療体制、苦境にあえぐ民、他人事の民・・・混迷を極めている。
ただ、この災難は、「歴史」であり「摂理」である。
いつかは過去のものとなり、何かしらの意味を残すはず。
とはいえ、その真っ只中にいるうちは、そんな捉え方をする余裕はない。
苦境にある人は 日々をただ耐え、平和にある人は 日々を少しでも楽しもうとする。

人々の自制心はどこへ行ってしまったのか・・・
あれほど自粛が呼びかけられていたのに、先般のGWで見かけた光景は、自宅に避難するどころか、“コロナ前”を彷彿とさせるようなものが多かった。
各高速道路AMの下り、PMの上りは、軒並み大渋滞。
レジャー施設は、臨時駐車場が用意されるほど車が集まり、人気の飲食店の前には、客が列をつくっていた。


手遅れ(公開コメント版)

2021-05-06 09:10:30 | 吐血死現場
多くの人が自粛し、また、多くの人が自粛しなかったGWも終わった。
桜花の3月21日で緊急事態宣言(首都圏)が明け、少しは落ち着きを取り戻すかに見えたところ、期待されていた(誰も期待してなかった?)「まん延防止等重点措置」も、ほとんど意味をなさず、早々と第四波に襲われている。
で、再びの緊急事態宣言(東京)。
しかしながら、その緊張感はほとんど感じず。
人出は大きく減っていない模様で、街には人があふれ、通勤電車も満員。
一回目の宣言時とは、明らかに雰囲気が違う。
予定通り5月11日に宣言が解除された場合、第五波・第六波が次々にやってきて、緊急事態宣言も四回目・五回目と続くことが想定されているらしい。
残り、たったの数日で著しく減少していくとは思えず、どうしたって宣言は延長されるのだろう。

“期待の星”ワクチン接種も かなりのスローペースで、目に見えた効果がでるのは、どうも来年以降のよう。
しかも、追い討ちをかけるように、変異ウイルスが頭角を現してきている。
クルーズ船のニュースを傍観していた頃のことを思うと、まさに、悪夢が現実になってしまっている。
2021年も、三分の一が過ぎたわけで、残念ながら、年内で収束する見込みはなく、今年もまたコロナ対策に明け暮れる年となるのだろう。