特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

泣き虫(公開コメント版)

2022-04-28 07:05:38 | 自刃自殺
四月も末になり、日によっては、暑いくらいの陽気に。
それにしても、「春暖」というものは、とても心地よい。
秋涼の十月ともども、一年のうちで四月は、心にも身体にも優しい時季である。
また、新年度で、新たな人生や生活をスタートさせた人が多い時期でもあり、私には関係ないこととは言え、それだけでも、少しは新鮮な気分が味わえる。
が、しかし、現場で作業する上では障害になることも少なくない。
やはり、気温が高いと体力を消耗しやすい。
また、孤独死現場などでは、汚染と異臭が深刻化しやすく、ということは、それだけ作業もハードになるわけで、体力消耗と併せると「三重苦」になってしまうのである。


とはいえ、春の陽気なんて、まだまだ序の口。
この後には、蒸し暑い梅雨がきて、猛暑の夏がやってくる。
今の時季でも、既に「ツラいなぁ・・」と感じることがあるのに、夏になったら、どんなヒドい目に遭うことになるのか・・・
もう、過酷な夏はイヤと言うほど経験しているけど、加齢にともなう衰えを携えての夏は、毎年、初めて。
衰えるばかりの中、今年も、それを受け入れるしかないわけだけど、本音を言うと、もうウンザリ・・・
身体が壊れるのが先か、精神が壊れるのが先か、どうしたって明るい気持ちにはなれない。

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だらしな(公開コメント版)

2022-04-18 07:31:26 | ゴミ屋敷
春本番を迎え、桜の樹はとっくに葉桜になっている今日この頃。
夏のように暑い日があったかと思ったら、冬のように寒い日があったりして、身体が困惑気味。
ただ、そんなことを他所に、自然の草木は次のステップへ。
鮮やかな新緑が、下を向きがちな視線を上に向けてくれている。
桜花にかぎらず、新葉の黄緑色も、生命力が漲っている感じがして、淀んだ空気を洗ってくれるような新風が心の中にスーッと入ってくるような気がする。
そして、瞬間的にでも、暗い心に光が差し込み、ちょっとだけ明るくなれるような気がする。


コロナは、落ち着いているのかいないのか、よくわからない状況だけど、昨年に比べ、今年は、花見に出かけた人も多いだろう。
私は、花見はしなかったけど、ウォーキングコースにある桜や、現場の街々で見かけた桜を愛でては、「元気だしたいな・・・」と思ったりした。
そして、桜の下にレジャーシートを敷いて楽しんでいる人達を見かけて、幸せな気分をおすそ分けしてもらったりもした。


私は、花見酒こそ飲まなかったものの、精神不安も相まって、今は、毎晩、だらしなく酒を飲み続けている。
意志を貫き、頑なに休肝日を設けていた自分が信じられないくらいに。
「このまま生きていて、何かいいことあるだろうか・・・」
「この先、何か楽しいことあるだろうか・・・」
等と、ネガティブな思考に苛まれてばかり、何の楽しみもない日々で、晩酌は、心がわずかでも軽くなるひととき。


不正直者(公開コメント版)

2022-04-07 08:19:32 | 腐乱死体
舞い散る桜の下、コロナ禍は、第六波が収束しきることなく、第七波を予感させるような事態になっている。
どうも、従来のオミクロン株に比べ、「BA2」は、更に感染力が高いらしい。
困ったことに、重症化リスクも。
しかし、まだ、私のところには、三回目ワクチンの接種券が届いていない。
精神脆弱な今の私にとっては、こんなことも悩みの種のなるわけで・・・早いところ、済ませたいものだ。

そんな中、日本では新年度が始まり、希望に満ちて新しい生活をスタートさせた人も多いことだろう。
しかし、同じ地球の向こう側、東欧のウクライナは、それどころではない状況に陥っている。
つい一か月半前までは、賑わっていた街が廃墟となり、平和な日常を暮らしていた人々が殺され、また、家族を奪われ、家を追われ・・・
ウクライナの人々は、悪夢でもみているかのような心持ちか・・・
いや・・・そんな生ぬるいものではないだろう。

一方のロシアでは、不正直な指導者による子供だましの詭弁がまかり通っている。
惨殺・虐殺・拷問・拉致・略奪・・・人身売買まで噂されている。