思い立って行って参りました。
「善光寺」
偶然にも七年に一度の御開帳は今月一杯。
滑り込むようなタイミング。
ちょっと思い悩むことあり。
そんな時ふと、ある人から聞いた善光寺の「回向柱」の話。
その柱(紐で御本尊とつながってる)に触ると、
胸の中の振り子が、どちらかに傾く。
迷った時は行くのだと、その人は言った。
「日曜日は4時間待ちだったよ」なんて、タクシーの運転手さん。
でも私が行った時は夕方。
団体客も減り、1時間ぐらい並べば良いんじゃない?と言われる。
触れなかったら夜中にでも来ようと、
まず、御開帳の金ぴかの御本尊をゆっくりお参りする。
とことこ階段を下りて行くと、なんと
「回向柱」の正面に人が居ない。
私は両手で柱に触れた。
とたんに、涙が溢れた。
さらさらと、後から後から涙が流れた。
「私に勇気をください」泣いたのが先なのか、
心の中でそうつぶやいたのが先なのか、
何故そんなことをつぶやいたのか、
全くわからなかった。
とにかく私は、夢中で柱に触っていた。
気の済むまで触って、涙が流れるままにして、
ふと目を開けたらものすごい人達が群がっていた。
私が、すんなり柱を触れたのは本当に幸せな偶然だったのだろう。
一体なんだったのだろう?
初めてパリのサクレクールに行ったときも、
涙が溢れたのだった。
時々あるんだよなぁ。神聖な場所、霊場に行くと。
いつもではないのだけど。
まるでプールで沢山泳いだあとの様な、
甘く気怠い疲労感をまとい、
仲見世を抜け、参道を降りて行った。
来て良かった。
なんだか、すっきりした。
ありがとう。
ありがとうございます。
(後日談)
回向柱の話をしてくれた方は、
「丑年」生まれの方だった・・・
ありがとう。私の牛さん。
「善光寺」
偶然にも七年に一度の御開帳は今月一杯。
滑り込むようなタイミング。
ちょっと思い悩むことあり。
そんな時ふと、ある人から聞いた善光寺の「回向柱」の話。
その柱(紐で御本尊とつながってる)に触ると、
胸の中の振り子が、どちらかに傾く。
迷った時は行くのだと、その人は言った。
「日曜日は4時間待ちだったよ」なんて、タクシーの運転手さん。
でも私が行った時は夕方。
団体客も減り、1時間ぐらい並べば良いんじゃない?と言われる。
触れなかったら夜中にでも来ようと、
まず、御開帳の金ぴかの御本尊をゆっくりお参りする。
とことこ階段を下りて行くと、なんと
「回向柱」の正面に人が居ない。
私は両手で柱に触れた。
とたんに、涙が溢れた。
さらさらと、後から後から涙が流れた。
「私に勇気をください」泣いたのが先なのか、
心の中でそうつぶやいたのが先なのか、
何故そんなことをつぶやいたのか、
全くわからなかった。
とにかく私は、夢中で柱に触っていた。
気の済むまで触って、涙が流れるままにして、
ふと目を開けたらものすごい人達が群がっていた。
私が、すんなり柱を触れたのは本当に幸せな偶然だったのだろう。
一体なんだったのだろう?
初めてパリのサクレクールに行ったときも、
涙が溢れたのだった。
時々あるんだよなぁ。神聖な場所、霊場に行くと。
いつもではないのだけど。
まるでプールで沢山泳いだあとの様な、
甘く気怠い疲労感をまとい、
仲見世を抜け、参道を降りて行った。
来て良かった。
なんだか、すっきりした。
ありがとう。
ありがとうございます。
(後日談)
回向柱の話をしてくれた方は、
「丑年」生まれの方だった・・・
ありがとう。私の牛さん。