千の風
2012-08-16 | 音楽
本当は、よくわからない。ピンと来ないの。
迎え盆とか、送り盆とか。
もちろん神棚で拝み、お墓参りもするけれど、
父の骨はあそこにあるけれど、
父の命は、そばに居ると思うから。
お墓に送りに行くため、玄関を開けたら、
綺麗なアゲハ蝶が、ひらひらと私の鼻先へ。
しばらく玄関のまわりを飛んで、また私の鼻先へ。
そして居なくなった。
「パパなの?」
千の風になって大きな空を吹き渡るように、
父の命は自由で自在なんだ。
蝶々が教えてくれたよう。しばらく空を見ていた。
ふと、足下にはナスの牛。
ゆっくり、行きますか。