女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

Merci 千駄木/シャンソンについて再考

2013-01-14 | ライブ・コンサート

2012/01/12 下町でシャンソンVol.4 @千駄木Petticoat Lane

 

今年初の「下町でシャンソン」駆けつけてくださった皆様ありがとうございました。

サブタイトルは「新春シャンソンショー」サブサブは「新年会」・・・

新年早々、何だかすごく良いライブだった。なんかね、あったか~い雰囲気でね、

皆さんのお顔もとても良い表情で、私は幸せだなぁと思った。

この調子で地元の方達にもじわじわ広げて行きたいと思う。

 

その前にこの日一番強く感じたのは、

リハの時からギターのじょうじさんのアプローチが素晴らしく、なにかピタッ、ピタッとハマる感じ。

彼は元々素晴らしいのだけど、違う個性が馴染む瞬間ってあるのよね。

ああ、お互いにずいぶん沢山共演して来たたのだなぁ。こうやって馴染んで行くのだなぁと

ギターの音色に聴き惚れながら、静かに感動しながら歌っていた。

そしてドラムの若林君も(本当はロックの人なのに)、それに反応して良く叩いてくれた。

この3人で「シャンソン」をやる事の意義、面白さを、しみじみ再認識した夜だった。

私はジャンルレスに歌うのが好きだし、「シャンソン歌手」と言えるほど

シャンソンにこだわって来ていない。彼ら二人も、それぞれ違う畑の人たち。

けれどだからこそ「自然な」シャンソンがやれるのかなと。

 

ライブが跳ねて、お客様をお見送りしたあと、メンバー3人で話す。

互いの見方や考えを確認し合う。こういう贅沢な時間をもてたこともこの日の収穫。

アンティークのテーブル、椅子。ランプのオレンジ色の光の中、

目の前で、じょうじさんと若林君が熱く語っているのを、うっとり眺めていた。

我々ミュージシャンは、なんとまぁキリの無いことを飽きもせず追求しているのだろう。

旅は終わらないんだよなぁ。何処までいっても。

 

シャンソンの名曲の数々、その素晴らしさ、難しさ、面白さを、等身大で表現したい。

シャンソンなんて特別ハイソなものでもないし、ただの「歌」なんだもん。

"お” シャンソンは、イヤだよねぇ・・というのが、

主催者「下町でシャンソンを」委員会の方との合い言葉。

だからこそ、下町で、カフェで、このメンバーで。

このシリーズ、隔月で開催します。次回は「3月23日」

どうぞお楽しみに!

 

 写真:マンションのそばの木。芽が出てメデタイ。