母が白のドレスを縫ってくれた。今回雪の歌も多いから、ちょうどいいかな。
白い衣装は、自分では買わないなぁ昔から。白ほど複雑な色はないと思う。
大学の時「合唱」の授業が必修科目で、演奏会用の白ドレスは絶対作らなくちゃならなかった。
一度本番中ドレスの下にジーンズを履きっぱなしと気づいてビックリしたことがあった。
シャンソンの仕事でも、「クリスマスは白」と決まっていた時があって、しぶしぶ買った。
ディナーショウの時も、白で統一する曲があり、誂えた。
私にとって白は強制される色なのである。
嫌いな色じゃないけど、手に取って、欲しいとは思わない色。
心に闇を抱える人は、白い服が好きと聞いたことがある。
ああ、私ってよっぽど心に闇がないんだわぁ。と思ったけど、いやそれより、
強制される色でありながら、一人で着た時の自己主張の強さがどうも。。
花嫁さんの色でありながら、複雑。何色にも染まるふりして、絶対的な強さあり。
一番華やかな色なのかもしれないね。着こなす自信がありません。
けど。着ますわよ。気合いですよ。そう、白を着るには気合いが居るのよ。
カシワデシャンソンは来週2/19「氷雪とかす愛の歌」お楽しみに。