庭師さんの2日目のお仕事で
和庭の手入れが随分と進みました
庭師さんは
築山の木の根元に様々な草花を植えると
木の姿が綺麗に見えないと教えてくださいました。
そこで、我が家の庭師は
まず滝の右にあった砥草(トクサ)の長いものを全ては取り除きました。
トクサは、パイプ状の草でこれで鉛筆の芯を削ることができるんですって・・・
さらにその周辺に植えていた物や雑草を取り除きました。
すると、木の様子がよく見えるだけでなく、
古に据えた庭石が良く見えるようになったと満足そうでした
庭石の前に物を植えてはいけないとは和庭の鉄則ですが
これまで守られていませんでした。
我が家の庭師は、今後は滝の左側の植栽を整理したいようです。
一番大きな庭石がリュウキンカの成長で見えなくなっています。
リュウキンカと和庭は相性が悪いようです。
シンプル・イズ・ベスト
庭師さんは、次のようなことを話していました。
和庭の剪定は、視覚のトリック
木の頭の高さを先に決めてからまわりを剪定し
最後にあご(木の下の部分)をすっきりさせることで
見違えるような姿になるそうです。
美しく見せるための剪定が大切なんですね。
間を置くことでゆったりとした感覚が生まれ
稜線(山の峰から峰に続く線)を見せることも大事なポイントだそうです
これまでの我が家の庭は、まさにジャングルだったみたい・・・
一番これから必要なことは
草取りですね・・・なんですって
さあ、どうしましょう~
庭師さんは
6月下旬までには剪定の作業を終えることが必要な木々を
次々に剪定してくれました。
梅も、モミジも、ムラサキシキブも・・・
バラシーズンを間近にひかえ
樹木の美容院が終わって、ホッとしました~