素敵なお庭が出来たらどんな所からお庭をながめたらよいのでしょうか。勿論、直接お庭に出て散策するのが一番でしょうが、時間があるときはお茶などを楽しみながらのんびりとお庭を楽しむのも良いものです。
(1) 家の中から
(2) ウッドデッキから
(3) パーゴラまたはガゼボから
お庭を観賞する場所は上の3カ所が考えられます。まずは家の中からの場合はお庭が広く見えるよう開口部を大きく取る必要があります。
上は、先に(11月16日)お邪魔した貝の沢温泉の3階のお部屋です。3角形に床が出て、2方向に1.5間(2.7m)のガラス窓がつき、見晴らしが良くなっています。
下は、普通の部屋の角の両面をガラス窓にし、見晴らしを良くしています。我が家にも東南の角をこのようにする部屋があります。一般にこうした角を1本の柱で支えることを心配する方もおられますが、最近はてんじょうの柱に鉄骨を入れるとか、立て柱を集合材にするとか、各種の建築技術が進んでおり、お金をかけると出来ないことはありません。外に出ることの出来るドアーがあり、外がウッドデッキになっているとより楽しいと思います。
ウッドデッキは様々の形、手すりのあるなしなど、様々なものが考えられますが、一番大事なことは家の中から、段差無しで出られることや、ウッドデッキから外の庭へスムーズに降りられることだと思います。ウッドデッキに屋根を着けるか着けないかも大きな問題です。屋根がないと雨の日や日の光が強すぎる時は使えないことになりますが、完全な屋根があると自然から少し遠ざかった感があるかもしれません。その中間に天井をパーゴラのように棚にしたり、その上に簾(すだれ)をのせたりする方法もあります。我が家のように巻き上げ可能なテントでウッドデッキを覆う方法もあります。
パーゴラは、イタリア語のブドウ棚から派生したものらしく、バラやフジなどつる性の植物を絡ますようにつくった日陰棚の一種です。長いものは。「緑廊」ともいうそうです。
ガゼボは、ヨーロッパの風景式庭園で,園内につくられた装飾的な小さな建物のことです。休憩施設や見晴し台として利用され、添景としての効果も高いものです。
洋風ガゼボ
和風ガゼボ(四阿)
ガーデンハウス
「ガゼボ」とはギリシャ語で「高いところ」とか「火の見やぐら」という意味で、日本の「四あ(あずまや)」に相当するものだそうです。
欧米では古くから、ガゼボの中で結ばれた二人は生涯住む家に困らないと言う言い伝えがあり、結婚式を挙げる場所としてよく使われるようです。
「パーゴラ」と「ガゼボ」はもともとその始まりからして異なる物ですが、販売店ではごちゃ混ぜにして扱っている所もあります。
私は、「パーゴラ」は屋根のない棚、「ガゼボ」は屋根のある休憩所という具合に分けて考えたいと思っています。
最近ガーデニングをしている人には「ガーデンハウス」を作っている人が多いように思います。本宅と別宅という考えでしょうが、我が家では一応総二階の小屋がガーデンハウスの役割を果たしています。
さて、素敵なお庭が出来たらどこからお庭をながめたらよいのでしょうか。
我が家では、藤棚が先日雪でつぶれてしまったので(3)は今はありません(小さなアケビ蔓の棚はあります)。
多くの人が入れる木陰、藤棚(パーゴラ)と雨の日でも物を置いておける(例えば囲炉裏など)集いの場を組み合わせたもの、例えば手前は藤棚で緑廊になっており奥の方は屋根が付いているものなどを作れないか、日夜考えています。
HPを探しているのですがそうしたサンプルは見つけることが出来ずにいます。私の考えが可笑しいのでしょうか。どなたかご教示をお願いします
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