いつもこの所においで下さり感謝申し上げます。お気兼ねなくスルーしてください。
兄が千の風になった
2019年姉の葬儀に向かう道中
新潟の山にはまだ雪が残っていた
余命宣告よりも早く旅立った
76歳。
19日家族葬。
16日に、亡くなった兄とは、2019年4月に71歳で逝った姉の葬儀に一緒に駆けつけ、会ったのはそれっきりだった。
兄は商売上お酒へのアンテナの張りかたは鋭い。この葬儀に駆けつけながらも 道中 現地どこでも必ず試飲！？、私たちもご相伴する。
コロナがあって思うように会えないまま、年末に癌に罹患している事が判明したが、お見舞いも出来ず会えなくなった。
手の施しようがないと3月初めに退院。
本人の好きなように過ごさせて良いと。
兄は故郷の墓参りと、バンコクに住む孫に会うことを望んだ。
バンコクから帰国した息子に連れられて
墓参りを実現した。
この兄は両親の期待を受け法学部を出たが、
水商売の道を極め、さらには、日本食にも挑戦し新分野を開拓しその名を残す。
しかし
私はその知られている兄よりも、
好きな時に好きな国に行って、酒を浴びつつ放浪する無鉄砲さが気に入っている。
兄の家族にとっては
迷惑な飲兵衛でしかないようだった。
2019年姉の葬儀に向かう道中
新潟の山にはまだ雪が残っていた
この兄を見送った義姉は、ずっと兄に尽くしてきた。
どれだけ兄を愛していたのだろうか、計り知れない。
兄の三人の子ども達の目には、
兄の楽天的自由さが我儘と映り、
懸命に支える義姉に代わって兄に意見をしていたと言う。
葬儀の日に兄の思い出が多く語られるうちに
ようやく兄を受け入れる事が出来たって。
亡くなった兄は弟と兄弟二人で、
仕事を組んでいた。
亡くなった兄に向けて、
その弟の兄は
いっぱいいっぱいありがとうを繰り返していた。
その思いは届いているね。
ありがとうと言える兄
ありがとうと言われる兄
どちらもすごい。
コロナで家族だけの葬儀。
商売上 家族葬は許されないが、コロナでは仕方がない。
でも、そのおかげで、
お客様に心配りをする事なく、家族だけで一心に兄に想いを馳せる。
特に兄の子達には大事な時間だった。
納棺時、讃美歌を歌う。
みんなで 心を合わせて歌う。
兄さん、うんと 心をかけてくれた義姉が
寂しくないよう 風になってそばで見守ってね。
会うことが叶わなかったバンコクの孫。
千の風になれば、会いたい放題だね。
最後までお付き合い下され感謝申し上げます。
今時には珍しい大家族でしたので、葬儀の話はこれからなんべんも出てきそうです。
控えようかとも思いましたが、私の備忘録、やっぱり書いておきたくなりました。
お目汚しかと存じますが、これからもよろしくお願いいたします。
お兄様の命日だったんですね
亡くなられた時はコロナ蔓延の時でしたて
病気に成っても病院の受け入れも中々大変だったと思います。
葬儀もそうですね。
此からも色々と綴ってブログに残されたら良いと思いますよ。
なんの励ましの言葉にも成りませんが。
コメントしようがないのに、お付き合い下されてありがとうございます。
私には兄や姉が10人いまして、すでに5人見送りました。
今回亡くなった兄、2019年当時に二人、遡って二人。みんな70代。
しかし、今生きている姉は元気な80代。
一つ上の兄と私は、これから元気に生きる秘訣を学びたいと思います。
知人の葬儀経験も少ない。これから増え続ける
一方に違いないのだが、自分自身という事も
有り得る訳で、こうなると年齢は関係が無いとも
いえる。明日どうなってるかなんて誰にも
分かりはしない。様々な要素を加味して計算上、
生きていられる確率が少々高いだけに過ぎない。
なので、メメント・モリを心の片隅に置いて
生きている。
お兄様が亡くなられて、まだ日が浅い中、お兄様のお人柄と思い出がいっぱい詰まった記事を拝見して、優しい気持ちになりました。。
私も「千の風」を信じています。
きっとお兄様は、tomoさんのところにも、風になってやって来ているかと。。
お兄様のご冥福をお祈り申し上げます。
追伸
お兄様と写っている素敵な女性はtomoさんですか？
o-peke さんのコメントを頂き、私は身内の葬儀が、また大事な友の死別が多すぎるのかしらと。
30歳の時に最愛の母を。それから2年して大事な愛おしい父を。
だからこそ、千の風のようにいつも身近に父や母を感じ、その後も目に見えなくなっただけ、話せなくなっただけ、私は見守ってもらっていると当たり前のように生きてきました。
そして、私自身が両親の亡き後に癌となりそして手術。
まな板の鯉となり、生かされている事を実感しました。これを宗教でまじめに取り組めば今もっと幸せになれたのかもしれませんが。
メメント-モリ初めて知りました。少し検索してみました。今は なかなか頭に入ってきませんが、明日は分からない事だけは私も感じて生きています。そう、生きている。
ですね(*´꒳`*)
コメントありがとうございました。
兄は忙しくて私のところまでにはなかなか来れないだろうなって思っています(o^^o)
そして、私の所に来るくらいなら義姉への回数を増やしてねって。
嘘のような話で恐縮なのですが、新井満さんとも親交があって‥。
いや、とにかくその生き様は広い。
驚くほどのタレントさん達からも慕われていました。兄にとって、目の前で繋がる人全てが大事な友なのです。そうなると、その繋がりやフォローを義姉がします。だから尚兄が慕われます。
まさに義姉に包まれて好きなように生きていました。子ども達が納得出来ない事も分かります。
やっぱり
兄は破天荒、家庭人ではなかったようです。
写真は私の三女と旦那さんです。
はにかみやの兄、私が写す時だけ良い顔になります。この写真は義姉からも、その笑顔に合格もらいました♪
私はあと2年で70です(笑)
wakoさん、カキコミありがとうございます。
実兄でありながら、別世界のような人でした。
家族だけで最後の時を過ごせた得難い時間
上手く言えませんが(-_-;)
そこのところがとても心に残りました
おっしゃるように
今は軽々と好きなところを吹き渡っていらっしゃる気がします
なんか変なコメントですみません( TДT)
今は更に軽々と吹き渡っているのですよね。
ただ、
お酒が呑めないってところは
どうなるんだろうかなどと考えてしまいました。
お酒が呑めなくても幸せだと良いのですが(*´-`)
正直、辛口の子ども達には
私は叔母として頭が上がらないんですよ。
兄亡き後も、付き合って下さるようで、一安心です。
コメント、ありがとうございます。
この記事何故か気づきませんでした？
お兄ちゃんがなくなられたんですねー
記事からお兄さん対する愛情と尊敬を感じました。
tomoさんとはかなり違う人生ですが、自由奔放な人生
を代わりに味わってくれてたのかな？
これからは、お兄さんに負けない土産話持っていくために、人生楽しまないと行けませんね～
『私には出来ない人生を代わりに味わってくれた』
思ってもみない言葉でした、ありがとうございます。6月に49日、その日に姪や甥っ子に伝えたいです。
私が兄に土産話の持参は難しいので、そちらでも聞き役が一人増えるお手伝いかも知れませんね(*´∇｀*)