木道

以前、原村村作り推進室に色んな提案をしたことがあります。
最初は、具体的に予算を取って私がアドバイサーとして契約し、まさに始めようとしたときに
田中康夫知事が当選して、脱ダム宣言の公約の元、余計な事はやらないという自粛ムードになり、
そのステキな村の観光名所企画は頓挫してしまいました。

その後も、初代の村作りのボードメンバーとして会議に参加したりして、
頓挫した案を抜粋して提案したりしましたが、
「なにもやらないことが、原村の良いところではないか」という結論になり終息。

その後、移住者体験講座などの企画が立ち上がり、ほうとう屋の後が、その施設になったりして
移住者に対しては積極的な活動がなされている事は喜ぶべき事です。

でも、村の財産である豊かな森をきちんと整備して、輝かせることが次の課題だと思います。
以前、推進室の係長と、楽しく原村の将来像を企画書を元に語り合ったことがあります。
その後、その係長が率先して移住や観光に対して尽くされました。

最近、鉢巻道路沿いに写真の様な木道が出来ました。
歩いてみるとフカフカして気持ちいいです。
この木道の案も当時語り合ったので、それが実現されたのかなあと、うれしく思います。
僕の案は、原村役場のある市街地から始まり、樅の木荘～ファームポンド～ペンションビレッジ～八ヶ岳美術館～自然文化園～牧場といった、原村の施設を森の中の道で繋いでいく案です。
その所々には駐車場とトイレ、水飲み場があります。週末には村内の飲食をされている方で露店を出して、寛げるようにします。
木道も道路沿いに作るのではなく、森の深い所を貫く場所もあったりします。
その場所には、BirdWatchingが出来るちょっと高い櫓があったりします。
夏の週末は、そこに美味しいジェラートのお店があっても良いですね。
樅の木荘からファームポンドの間の森には、ちょっと大きな広場も作りたいです。
夏場はそこで色んなイベントをやると楽しいですね。
途中で歩き疲れてしまったら、要所にセロリン号のバス亭があり、待っていれば乗ることが出来ます。
自然文化園からレンタサイクルで回ることも出来ます。
途中汗をかいたら、樅の湯で汗を流します。

僕は、アメリカ大陸とヨーロッパで、色んなリゾート施設や公園をリサーチしてきました。
その良い所を取り入れて、森を整備すれば、ステキな観光名所になるでしょうね。
映画のロケ地としても使われるようになると思います。

大好きな原村だからこそ、日本一オシャレな森のある村に出来たら楽しいなあと思います。
そんな想いを胸に木道を歩いてみました。

出来ると思うなあ！

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