走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

全国地域情報化推進セミナー2007 in岡山

2007年11月13日 23時53分50秒 | その他
★☆☆ 挑戦する機会は平等にある

 本日、日帰りで「全国地域情報化推進セミナー2007 in岡山」に出席するため岡山に行ってきました。
 私の役どころは、パネルディスカッションの中で「総務省地域ICT利活用モデル構築事業採択地域の取り組み事例紹介」の中で、岡山市、三鷹市、そして本市が発表し、それを受けてパネルディスカッションを行うというものでありました。
 ICTの先駆的取り組みをされている両市とともに、同じ席に座らさせていただく光栄と緊張でドキドキしました。
 しかも、両市は情報部門のプロの人たちで、どちらかというと現場しかしらないところから(ほとんど身の程知らずといった方がいいような状態)の挑戦は、稀有のようだったようです。
そういう状態でしたので、プレゼンも私だけコテコテの方言丸出しの説明だったと思います。
でも、うれしかったのは総務省の植松・地方情報化推進室長から、「松山市のように現場からこのような提案が出てくるとユニークな展開が出てくるのではないでしょうか。」といったお言葉を頂戴し、内心「挑戦する機会は平等にあるんだ。」と改めて感じました。

★★☆ 心に残った講演

 本日のセミナーは、高谷・岡山市長(驚いたことに情報交流会まで6時間お付き合いいただいた)と清水・(財)全国地域情報化推進協会理事長のあいさつなどの後、林・(財)地域創造理事長の基調講演、そして福武・ベネッセコーポレーション代表取締役会長兼CEOと國定・新潟県三条市長の特別講演を聴かせていただきました。
 林さんと福武さんの話の共通項は、地域にとって、その地域の文化をいかに活かしながら主張していくかの大切さやグローバルな視点に立ち、活動はローカルだけれども世界に胸のはれることがいっぱいあるんだということをお話いただき、ますますやる気が出てきました。
 また國定市長は、元総務省出身の方で、とても若い市長さんだけに行動的で親しみやすい方でした。でもプレゼンテーションは熱がこもっていて、その熱き思いが伝わってきました。

★★★ 心に残った言葉

 私たちのパネルディスカッションのコーディネーターをしていただいたのが、慶應義塾大学SFC研究所の坪田知己氏でしたが、アドバイスいただいた中でなるほどと思った言葉がありましたので紹介させていただきます。

 さまざまな人達を巻き込むコツとして
 「イトコ」の法則
  「イ」・・・・・インセンティブ
  「ト」・・・・・トラスト=信頼
  「コ」・・・・・コネクター

 そして、変革する人たちの特徴
  「よそ者」・・・外部からの風
  「若 者」・・・柔軟で元気のいい人
  「ばか者」・・・一風変わった人、それが許される人

 変革を成就する思いとして
  「イノシシ」の法則
  「イ」・・・・・意欲がなければ始まらない。
  「ノ」・・・・・能力を身につけよう。なければ借りてこよう。
  「シ」・・・・・支援者が大事。支援が広がるような仕事をしていく。
  「シ」・・・・・執念。あきらめないことが成功への必須条件。

 どうですか、持続可能な地域社会システムを構築するものとして、キーワードになったり、応援と取れる言葉があるでしょう。