走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

全国人権・同和教育研究大会

2007年11月23日 14時41分23秒 | その他
☆★☆ 金沢大会

 昨夜、高浜観光港からダイヤモンドフェリーに乗り、今朝6時前に神戸港に到着。そこからバスで金沢まで走り、11時頃にメイン会場である石川県産業展示館に到着しました。
 午後からは、分科会に出席するために金沢市内に移動しました。

★☆☆ フェアな社会とは

 「人権」から連想する言葉としては、「尊重」、「擁護」そして「平等」、「公平」でしょうか。
 人権教育は奥深く、簡単には語れませんが、私なりの「フェアな社会」についての思いを語りたいと思います。
最近よく感じるのがフェアな社会の概念を平等に分かち合う社会の構築だと思うことが多くあるような気がするのです。
でも、がんばる人とそうでない人とが現実にいる中で、それを横に置いて平等な分配を行うのは無理があるのではないでしょうか。
「フェアな社会」とは、平等にチャンスが与えられることではないでしょうか。平等にチャンスさえ与えられれば、そこから先は個人の責任です。
 私たち行政で仕事をしている者としてよく陥るのは、チャンスをいかせなかった人のことまで心配し、先に手を差し延べてしまう。そのことが、反ってその人の人権を傷つけているということに気付いていないことに。

 かつて日本人は、敗者に敬意を表する精神文化を有していました。
もう一度、私たちはこの原点に立ち返る時期にきているのではないでしょうか。