☆★★ 参加する意義
24日土曜日に石川県の小松空港から羽田空港まで飛び、そのまま標記のシンポジウム前夜祭に参加し、25日日曜日には同シンポジウムに参加させていただいた。
このシンポジウムに参加するきっかけになったのは、本市が総務省から採択された「地域ICT利活用モデル構築事業」で国から推薦されたアドバイザーの松澤(松山市出身)さんと高橋さんの存在があったからです。
10年以上前から地域情報化のためにインフラ整備からアプリケーション開発、人材育成など幅広く活動している団体があるとお二人からお聞きし、「参加させていただきます。」ということになったわけでありますが、後で金沢出張とのダブルブッキングに気づき慌ててしまいましたが、約束は約束ですので強行軍ですが参加させていただくことにしました。
まさにこの団体こそがCAN(Community Area Network,Access,Application,Action)という地域情報化の先駆的な団体なんだと参加してわかったのですが、お二人ともこの団体に深く関わられておられました。
それから新参者として、熱い議論が交わされている中で今更ながら「CAN」の意味をなかなか聴けなかったのですが、25日のシンポの資料を見ていると括弧書きにもありますように、「A」の意味が一つではなく複数あり、社会変化とともにその単語を使い分けるという柔軟さとユニークさがCANらしいなと思いました。
☆☆★ 新たな理解者
前夜祭の議論の内容がCANという組織のあり方や方向性のことにテーマが移ってきたので早々に退散することにし、帰り支度をして出口に向かっていると、東海大学文学部広報メディア科の河井准教授が追いかけて来られました。
河井先生が言うには、私が発言したコミュニティの変容(エリア・コミュニティ以外に価値観コミュニティが存在し、それが拡大しているのではないかという推論)について興味を持たれ、ゆっくりとお話したいということでありました。
実は、この話を今まで色々なところで話をしてきたのですが、誰も「ふ~ん、そうかもしれない。」レベルで受け流されてきたのであります。
でも、河井先生は、私のこの思い付きのような推論に対して、ちゃんと受け止めていただき、その日の夜には、「今一番大切なことは、この(価値観)コミュニティをいかに捕まえて、エリア・コミュニティと結びつけるかが大切で、そのためのインターフェイスの標準化等に取り組む必要があるのだと思います。地域情報化を今後、語るときにこのことを横においては何の解決にもならず、(地域への)帰属意識や一体感の希薄化を食い止めることはできないでしょう....」といった内容メールをいただきました。
自分で言うのもなんですが、私は感性でついモノをいってしまうのですが、河井先生のように理論的に説明されると、そういうことかと驚かされるのであります。
世の中、すごい人がいるものだと感心しつつ、本当に世の中の広さに驚かされた一日でした。
自分の思いが、ひょっとしたら学術的に理論づけされ、我々は現場でそれを応用する、なんだかワクワクしてきました。
☆☆☆ 雑感
25日の本番の会場は六本木の国際文化会館でした。
驚いたのは、この施設が旧岩崎邸だと会場について知り、そうか、これが三菱財閥の基礎を築いた岩崎弥太郎が住んでいたところかと思うと、つい、おのぼりさんになってしまいました。
24日土曜日に石川県の小松空港から羽田空港まで飛び、そのまま標記のシンポジウム前夜祭に参加し、25日日曜日には同シンポジウムに参加させていただいた。
このシンポジウムに参加するきっかけになったのは、本市が総務省から採択された「地域ICT利活用モデル構築事業」で国から推薦されたアドバイザーの松澤(松山市出身)さんと高橋さんの存在があったからです。
10年以上前から地域情報化のためにインフラ整備からアプリケーション開発、人材育成など幅広く活動している団体があるとお二人からお聞きし、「参加させていただきます。」ということになったわけでありますが、後で金沢出張とのダブルブッキングに気づき慌ててしまいましたが、約束は約束ですので強行軍ですが参加させていただくことにしました。
まさにこの団体こそがCAN(Community Area Network,Access,Application,Action)という地域情報化の先駆的な団体なんだと参加してわかったのですが、お二人ともこの団体に深く関わられておられました。
それから新参者として、熱い議論が交わされている中で今更ながら「CAN」の意味をなかなか聴けなかったのですが、25日のシンポの資料を見ていると括弧書きにもありますように、「A」の意味が一つではなく複数あり、社会変化とともにその単語を使い分けるという柔軟さとユニークさがCANらしいなと思いました。
☆☆★ 新たな理解者
前夜祭の議論の内容がCANという組織のあり方や方向性のことにテーマが移ってきたので早々に退散することにし、帰り支度をして出口に向かっていると、東海大学文学部広報メディア科の河井准教授が追いかけて来られました。
河井先生が言うには、私が発言したコミュニティの変容(エリア・コミュニティ以外に価値観コミュニティが存在し、それが拡大しているのではないかという推論)について興味を持たれ、ゆっくりとお話したいということでありました。
実は、この話を今まで色々なところで話をしてきたのですが、誰も「ふ~ん、そうかもしれない。」レベルで受け流されてきたのであります。
でも、河井先生は、私のこの思い付きのような推論に対して、ちゃんと受け止めていただき、その日の夜には、「今一番大切なことは、この(価値観)コミュニティをいかに捕まえて、エリア・コミュニティと結びつけるかが大切で、そのためのインターフェイスの標準化等に取り組む必要があるのだと思います。地域情報化を今後、語るときにこのことを横においては何の解決にもならず、(地域への)帰属意識や一体感の希薄化を食い止めることはできないでしょう....」といった内容メールをいただきました。
自分で言うのもなんですが、私は感性でついモノをいってしまうのですが、河井先生のように理論的に説明されると、そういうことかと驚かされるのであります。
世の中、すごい人がいるものだと感心しつつ、本当に世の中の広さに驚かされた一日でした。
自分の思いが、ひょっとしたら学術的に理論づけされ、我々は現場でそれを応用する、なんだかワクワクしてきました。
☆☆☆ 雑感
25日の本番の会場は六本木の国際文化会館でした。
驚いたのは、この施設が旧岩崎邸だと会場について知り、そうか、これが三菱財閥の基礎を築いた岩崎弥太郎が住んでいたところかと思うと、つい、おのぼりさんになってしまいました。