走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

水曜スタバ勉強会

2007年11月28日 22時45分26秒 | その他
★☆★ 主査試験

 本市では主査(係長級)になるときに昇任試験を受ける制度となっています。
その内容は、筆記試験・小論文・面接で構成されているのですが、結構ハードルが高く、今回も競争倍数が約8倍くらいあり、いわゆる8人に1人程度しか受からないということであります。


★★★ 公民館主事の憂鬱

 出先機関にいると目が届かないから、自分で時間の融通性がきくからいっぱい勉強ができていいですねという御仁がいらっしゃいます。
しかし、実情は貸館業務があり、またさまざまな講座がありますので、住民の方が頻繁に公民館に来られますので、想像とは異なる忙しさです。
そして、このブログからもご理解いただけるように、夏場から夏祭りを皮切りに、体育祭、文化祭、そして成人式へと大きなイベントがつながり、その間に日常業務的な仕事が入っていますから、休日返上でがんばっています。
 なぜビックイベントが大変かというと、実は地域住民の力が必要だからです。
どれも公民館主事が一人でできるものではありません。
地域住民の心をまとめながら、ヤル気を高めていく、目に見えないところにエネルギーを費やさなければ成し得ないのです。
 そういう意味では、自分の思うとおりできたときには、そのダイナミックさみたいなものの虜になるのですが、そうそううまくいかないのが現実なのです。
いっぱい、いっぱい汗をかいても報われない。
誰に褒められるわけでもなく、でも地域や住民のためにと汗をかく。
自分の時間が実はとれない現場なのです。
そうした状況のもと、くたくたに疲れた身体で試験勉強をするのは酷な話しなのです。


★☆☆ なぜ、上を目指すのか?

 それでも昇任試験を受けなければ上にはいけないのです。
そのためか上昇志向がないからと最初からあきらめる職員がいます。
 たぶん、何のために上に行くのかという意義を見出していないからでしょう。
上に行くためだけに試験を受け、上を目指すなら、それはやめた方がいいと私も思います。
希望するのは、各人がまず「こんなまちにしたい」とか、「こんな風に住民を幸福にしたい」とかいった夢を持っていただき、そのためにはこんな権限が必要だということを見出していただきたいのです。
権限は上に行けば行くほど、増えていくのです。(その分、責任も重くなりますが...)
きれいごとのように聞こえるかもしれませんが、それが基本にないと上を目指す意味がないと思うのです。
 

☆☆☆ 水曜の勉強会

 今回、対象者のための勉強会を一ヶ月あまりですが、毎週水曜日朝(7:00~8:00)と夕(18:30~19:30)に開催し、今日を持って閉会しました。
内容的には雑談の会になってしまい、かえって部下の勉強の時間を阻害してしまったような気がします。
 でも、現場で働き、時間のとれない部下のために何ができるかと自問自答したときに、このくらいしかできることがなかったのです。
誠に申し訳ない。

 そして、最後まで最善を尽くし、いい結果が出るよう祈っています。