走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

久しぶりの友人

2008年03月05日 23時10分35秒 | その他
☆☆☆ 元気な顔が見れてよかったです

 昨年まで、臨時職員として働いていたMS君が久しぶりに職場を訪ねて来てくれました。
彼は、私の配慮不足から途中退職をしてしまいました。
責任感の強い若者だっただけに、誰よりも自分が許せなかったのかもしれません。
私は、未来のある若者を不幸にしたのではないかと、ずっと気にしていました。
それなのに、久しぶりに見る彼の顔は、心なしかしっかりと見えました。

 近況を聞くと、就職活動をしているとのこと。民間企業の経験がなく、就職活動も生まれて始めてとのこと。
笑いながら、「新規採用が増えている一方で中途採用枠が少なくなってきている現実を身をもって感じました。」と言っていました。
 今、民間企業は一時の即戦力になる中途採用者をもてはやしていた時代から、色の染まっていない新規採用者の方を多く採るようになってきています。
「何か手伝えることがあったら手伝うよ。」と申し出たところ、「自分でできるところまでやってみようと思います。それでだめな時には相談に来ます。」とキッパリ言われてしまいました。
「本当にたくましくなったなあ...」と思いつつ、「いつでもいいから、おいで。何にもなくても、顔をお見せ。」と言うと、「ありがとうございます。また、来ます。」

 この若者には、本当に苦労をかけました。
 それだけに、彼の良さを理解して、輝ける未来を与えてくれる会社があることを祈っています。

 いつでも相談においで、周べぇ。