走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

卒業式

2008年03月17日 18時27分17秒 | その他
☆☆☆ 高浜中学校の卒業式

 今日午前中、市長代理として高浜中学校で祝辞を代読させていただきました。
驚いたことが二つあります。

 一つ目は、卒業生のクラスが2クラスしかいないということです。
本当に子どもたちが少なくなっていることを実感しました。

 二つ目は、生徒たちのきびきびした動きに驚かされました。
もともと、この中学校の生徒はあいさつができ、礼儀正しいというイメージと二年前にPTA主催の潮干狩りをやったときに、前日の準備をたまたま通りがかっただけなのですが、いやな顔をせず手伝ってくれた好いイメージがあります。

 また、卒業生代表の挨拶がとてもよく、つい涙腺が緩んでしまいました。
これからたくさんの苦労を経験すると思いますが、くじけず、人を思いやる人になってほしいと思います。


☆★☆ 高浜公民館の川内公民館長の卒業

 川内公民館長が任期途中で退任されるという情報を得て、今日、卒業式で同席をさせていただく機会を得ましたので、式の後、いろいろとお話をさせていただきました。
館長の意思は固く、自分が任に就いた時から考えていた高浜地区の歴史年表作りが終えたこと、家庭事情の大変さなどなどをお聞きするうちに、慰留の言葉が出なくなりました。
 館長はボランティア・ガイドもされ、この地区に秋山兄弟の銅像があることから、NHKの「坂の上の雲」のドラマが始まる前に、この高浜地区の歴史観光ガイドのネットワークを整備したいといった夢も聞かせてくれました。
 この高浜地区は、スポーツで有名でしたが、そこに歴史文化を融合したのは、恐らく川内公民館長が始めてではないでしょうか。

 地域は、こういった地道だけれども次の世代に引き継いでいくものを大事にしなければ衰退します。
そのことを川内公民館長は、ご理解され、実践してこられたのだと思います。
本当に長い間ありがとうございました。
そして、今後とも地域活動を異なる分野で支えていただければと思います。