またまた歓送迎会があった。
さまざまな人がとても残念がってくれる。
幸せものだと思う。
挨拶のとき、不覚にもつい声を詰まらせてしまう。
本当に楽しかったのである。
「あんたは(むちゃくちゃやったけど)確かに人の意識を変えたなあ」と言ってくれた。
最初から、人の意識を変えようなんて大それた事を思ったわけではない。
元気な地域をつくりたかっただけ。
ただそれだけである。
元気にするためには、地域の中の人を元気にする必要があると途中から思い始めた。
それには、まず自分からカラ元気でも元気になること。
人の心は、人の心でしか変えられないということに気付き始めたとき、急激な変化を地域の人が望んでいないことに気付く。
トップギアから、ローギアに変えていく。
そのことは、何よりも地域の人たちが気付いていた。
「あんたのしたたかさを見たような気がする」
自分で言うのもなんだが、まさにタヌキ課長である。
そして、ある公民館主事が酒を注ぎにきてくれた。
「課長、私、他の自治体の職員と話すとき、課長の話をするときに『僕の課長』といってしまって、『うちの課長』というのは聞くけど、『僕の課長』というのは珍しいといわれたことがあります。でも、課長はどこにいても『僕の課長』でかまいませんか」といわれた。
「でも、今は『支所長』なんやけどな」と、涙が出そうになったので照れ隠し。
課長冥利に尽きる...
さまざまな人がとても残念がってくれる。
幸せものだと思う。
挨拶のとき、不覚にもつい声を詰まらせてしまう。
本当に楽しかったのである。
「あんたは(むちゃくちゃやったけど)確かに人の意識を変えたなあ」と言ってくれた。
最初から、人の意識を変えようなんて大それた事を思ったわけではない。
元気な地域をつくりたかっただけ。
ただそれだけである。
元気にするためには、地域の中の人を元気にする必要があると途中から思い始めた。
それには、まず自分からカラ元気でも元気になること。
人の心は、人の心でしか変えられないということに気付き始めたとき、急激な変化を地域の人が望んでいないことに気付く。
トップギアから、ローギアに変えていく。
そのことは、何よりも地域の人たちが気付いていた。
「あんたのしたたかさを見たような気がする」
自分で言うのもなんだが、まさにタヌキ課長である。
そして、ある公民館主事が酒を注ぎにきてくれた。
「課長、私、他の自治体の職員と話すとき、課長の話をするときに『僕の課長』といってしまって、『うちの課長』というのは聞くけど、『僕の課長』というのは珍しいといわれたことがあります。でも、課長はどこにいても『僕の課長』でかまいませんか」といわれた。
「でも、今は『支所長』なんやけどな」と、涙が出そうになったので照れ隠し。
課長冥利に尽きる...