人にはさまざまな欠点がある。
中には完全無欠な御仁もいるかもしれない。
だが、私は欠点だらけである。
そして、私自身、若い頃、人の欠点が許せなかった時期がある。
本当に青く、稚拙だったと思う。
今思うと、顔が赤くなる。
いつの頃か...
多分、チャレンジの子どもたちと接する機会が増えてきたおかげからか。
誰しも欠点はある。
でも、それがその人の魅力なんじゃないかと思えるようになった。
そう思えるようになってから、自分の欠点や失敗を人に話せるようになった。
本当に肩の力が抜けた。
人より優れている点ばかりを主張していた自分がいる。
恥ずかしいと思えるようになった。
至極、当たり前になった。
人の悪口や中傷をする前に、一度、咀嚼(そしゃく)し、自分のものとし、飲み込んで欲しい。
人を傷つけても何も得るものはない。
上手くいかないとき、それは人や世間が悪いのではなく、自分に責任があると思えば、きっと新たな自分が生まれる。