走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

宮岡啓太がやってくる!!

2006年10月17日 00時54分00秒 | その他
 昨日、宮岡啓太くんが職場に訪ねてきてくれました。
 彼のことは、このブログでも何度か紹介させていただいたのですが、今度の22日と29日のイベント(詳細は、http://www2s.biglobe.ne.jp/~hobby/index.html)のために帰松しているのです。
今回、企業協賛のお手伝いをさせていただいたのですが、そのお礼をわざわざ言いに来てくれたのです。(本当に好青年で、あのようなパワーとエネルギーがどこに内在しているのだろうかと思わせるくらい童顔です。)
 かれは、今、ほとんどノースポンサー状態で、経済的には結構きついのです。
でも、そんな悲壮感は微塵もありません。
私などは、勝手に宮岡啓太後援会の会員だと決め込んでいるだけなのですが、技術もそうなのですが、彼の人間的魅力がそうさせるのです。

 私と同様に、彼を応援したい人は、私までご連絡を。
その前に、22日か29日のイベントにご参加してみてください。

驚きの先手観音

2006年10月16日 23時31分36秒 | その他
 今日、22時からの「極上の月夜」という番組を見ていて驚いた。
 何と、人間千手観音のパフォーマンスをやっていた。
驚いたのは、その舞踏が中国の聴覚障害の人たちの男女(20人程度)により、構成されていることだった。
一糸乱れぬ演技は、聴覚障害者だとは微塵も感じさせない。
音が聞こえない中でのリズム感は、太鼓の振動、前にいる者の動作、そして後ろの演者の息吹など、五感すべてを使って会得したものであった。
 何度も言うが、とてもハンディキャップがあるとは思えないのであります。
練習中は厳しい顔を見せるが、プライベートのときの、彼らの明るい笑顔は、本当に感心させられた。
きっと自信と実績に裏打ちされたものでありましょう。
 そして、フッと思ったのは、彼らを国が応援し、世界中を講演して回っているということであります。
何がいいたいかというと、障害者の人たちへの経済的なことを含めた自立支援とは、実はこういうことではないかということです。
彼らの笑顔、充実感、そして自立しているという自信、私たち行政が学べることがたくさんあるなと、つい思った番組でした。

和気地区運動会

2006年10月15日 13時23分03秒 | その他
 どう考えてもこれ以上は回れないなあと思いつつ、和気地区の運動会にやってまいりました。
 阪本くん(公民館館長)を見つけ、芳之内公民館長に挨拶し、しばらく館長と地域について話をさせていただきました。
館長の大変さ、特に女性館長という立場の大変さ、よくわかりました。
 でも、さっきの久井潮見公民館長といい、芳之内館長といい、公民館主事をたいそう褒めていただけます。
うれしいかぎりです。
自分が褒められるよりも何倍もうれしくなります。
 本当に、芳之内館長、関係者の皆さん、そして阪本くん、ご苦労様でした。

潮見地区運動会

2006年10月15日 12時43分57秒 | その他
 本日5番目は、潮見地区の運動会です。
 到着したときは、まだ昼休みでした。
潮見地区は、スポーツ少年団の活動が盛んなのですが、この昼休みを利用して、その活動の紹介がありました。
 そして、少し見させていただいて、久井公民館長に挨拶し、重松くん(公民館主事)に別れを告げて、次の堀江に向かいました。
 久井館長、関係者の皆さん、そして重松くん、ご苦労様でした。

 つづいて、堀江に向かったのですが、時間を間違え、午前中にすべてが終わっていました。また、やってしまいました。

清水地区運動会

2006年10月15日 11時40分32秒 | その他
 4番目は、清水地区の運動会です。
 ここでは、小説「坊っちゃん」100周年を記念して、坊っちゃんの登場人物に扮した仮装行列があるとのこと。
やってくると、河本公民館長も公民館主事の渡部くんも、すでにメイクしている最中でした。(写真は、渡部くんのメイクシーンです。)
渡部くんのマドンナは、史上最高(最大??)のマドンナでありました。
 そして、仮装行列が始まる直前、またまた中村市長が来られました。
(さすがに、メイク姿の河本公民館長を市長に紹介するのはきがひけましたが..河本館長ごめんなさい。)
 次があるので、やはり先に失礼をしました。
 河本公民館長、関係者のみなさん、そして渡部寿くん(公民館主事)ご苦労様でした。

新玉地区運動会

2006年10月15日 11時39分26秒 | その他
 本日の三番目は、新玉地区の運動会にお邪魔した。
 実は、ここまで来るのにかなりの時間を有してしまった。
というのも、生石地区の運動会を覘こうと、西中学校に行くと閑散としており、場所を間違えたかなと思って生石小学校に移動してみたが、やはり気配すらない。
そこで、また、西中学校に戻ってみたのだがちがう。
ん~?!
そこで、公民館指導担当の河野リーダーに連絡すると、調べてくれて来週だということが判明。
一人で、恥ずかしながら新玉小学校に移動したのであります。
(なんと行き当たりばったりな性格なんだろうと、つくづく反省)
まずは、菅公民館長にあいさつをし、本部席に座っていると、突然、中村時広市長が来られた。
そそくさと、席を空け、二人のやり取りを見ていたのでありますが、清水地区の運動会の仮装行列が間に合わないと思い、先に失礼をした。
 菅公民館長、関係者のみなさん、そして山本泰史くん(公民館主事)ご苦労様でした。

三津浜地区運動会

2006年10月15日 10時11分21秒 | その他
 次に宮前小学校からバイクで5分くらいで移動できる三津浜地区の運動会にお邪魔した。
 ここは、景品引渡所を準備しており、地区の世話役の方から、一等賞、二等賞という具合に渡すようになっていました。
 ここも、三津の船手組という町おこしグループに参加していたことがあるため、やはり知った顔が多いのです。
 一生懸命、横本くん(公民館主事)を探したのですが、見つけることができず永原公民館長に挨拶して失礼した。

宮前地区運動会

2006年10月15日 09時56分35秒 | その他
 今日が秋の運動会のピークであります。
 今日だけで、十いくつもあるため、物理的に全部回れない。
 回れない担当者の方、ご容赦願いたい。軽んじているわけではありませんからね。
 まず最初は、自分の住んでいる宮前地区からスタートすることにしました。
自分も地元の辰巳分館長を務めていたことがあるので、親しみ深いものがあります。また同時に、知った顔ばかりでした。(かなり照れるものがあります..)
 また、開会式に間に合うと、地域学習振興課長ということで、関係者が気を使って一言あいさつをということになります。(これは、知り合いの多いところではやりにくい)
それでも、無事、開会式を済ませ、最初の競技を見させていただいて失礼した。
 橘公民館長、関係者の皆さん、そして松澤くん(公民館主事)、ご苦労様でした。

浮穴地区体育祭

2006年10月09日 20時06分10秒 | その他
 今日は、浮穴地区の体育祭を見に行きました。
 実は、日にちを間違えて、昨日、浮穴小学校に来てしまい、閑散とした雰囲気にボーと立ちすくんでしまいました。
「何で?」
すぐに田中君(浮穴公民館主事)に電話をすると、
「はあ?体育祭は明日で、今、準備物を買いに来ているところなんですが。」
「そうだよね、明日だよね。明日お邪魔します。」(カッコ悪!!)
 公民館の行事は、ときどき変わるということを肝に命じました。
 ですから、今日は、会場に近づくと音楽が聞こえてきて、つい、ほっとしたりして、内心、今日は間違いないなんて思ってしまいました。
 そして、相原公民館長、花山館長補佐に挨拶し、奥村支所長(選管時代の同僚)の横に座り、しばらく見させていただいた。
気が付いたのは、プログラムが昔なつかしいものがあったということです。
パンくい競争や俵送りなどです。
 しばらく、見させていただいて失礼しました。

円むすびプロジェクト 近況報告

2006年10月09日 00時07分56秒 | その他
 チャレンジド(自立を目指す障害者のみなさん)の就労機会の創出の一つとして、紙幣のシュレッターごみを商品化しようというプロジェクト「円むすびプロジェクト」の近況報告をいたします。

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 円プロの佐伯です。
 昨日 マーケティング部門の杉本部門長とマネージメント部門の原部門長と本部で日銀裁断紙幣のサンプルが到着した時点でプロジェクトが各チームの活動がいきいき円滑に進めるように会議をしました。
 まず 裁断紙幣を固めるには?形にするには?という何も知らない私たちに新しい応援者・旧空港通りにありますチャレンジド達が素晴らしい絵画や陶芸を創っている「アトリエ素心居」の川辺さんに 西条市 国安(旧 東予市丹生川 )に「山本や」という紙屋さんを紹介いただきました。
「山本や」さん 電話で話しただけですが、とてもいい方で円プロの話をしましたら(おばあちゃんだと思うのですがとてもはじけるような声で)
「ほうかい ほうかい それはええことじゃ。お札の紙はなぁ ”ミツマタ”いう原料をつこうておってなぁ ええ紙ができるよー あさ8時から仕事しよるけん
いつでもおいでや」
ということで 11日(水)にお伺いすることにしました。

あと 形にするには という問題に新しい応援者・松山種苗センターの玉井社長!(玉井さんの会社ユニークです。詳しくはhttp://tamachan-vill.com/ ここから)
玉井さん(以下「玉ちゃん」)は「家庭の庭に遊びがない!」と恐竜のオブジェやワニやかば(鼻から水が出ます)のオブジェを中国で作ってもらっています。
円プロでもこれからキャラクターが生まれ、それを生産するうえで”金型”が必要になってくると思われます。
玉ちゃんいわく、「中国にはもちろん雑貨専門の金型屋もあります。急がすとあまりいいものは作れませんが、時間をあげるとお願いした商品そっくりなものができています。もちろん金型もとても安価でできます。」とのこと。
プラス「小さなキャラだったらお願いして持って帰ってあげるよ!」
 うううっ~ たまちゃん ありがとう~
という少しづつ 円プロ進んでいます。
今後 杉本マーケティング部門長 原マネージメント部門長から連絡が入り、各チームごとで会議をしていきます。
各チームの皆さん、チームリーダー 成功に向かって楽しく精力的にがんばりましょう!
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 ということです。
 ご興味のある方は、私までご連絡下さい。

道後公民館の稲刈り

2006年10月08日 09時38分14秒 | その他
 今日、道後公民館が主催する稲刈りイベントに参加してきました。
 田んぼは、宮本公民館長のお兄さんや親戚の田んぼをお借りしたそうです。
 また、今回の稲刈りにさかのぼること6月に、田植えもしたそうです。
そこで宮本公民館長に「草刈や害虫予防はどうされたんですか。」と質問すると、「兄たちが全部やってくれたんですよ。多分、途中で覘(のぞ)きに来た人はいないと思いますよ。」(イベント前に、そのことを質問すると、本当に一人もいませんでした。)
 でも、宮本公民館長のお兄さんたちのように、公民館活動というのは、見えないところで、さまざまな人たちが協力していただき、はじめて成り立っているということを改めて気づかされました。感謝です。
 そして、今日取れた米の中に「もち米」があるそうで、これは後日、もちつきイベントをやって、老人福祉施設に配られるそうです。
こういう風に、一貫した事業というのもユニークでほほえましいと感じました。

 ところで、みなさん、知っていました?
お米ができるまでに、どのくらいの手数が必要か。
答えは、「88手間」だそうです。
「米」という字を分解すればわかりますよね。
それから、刈り取った米をなぜ逆さに干すのか。
答えは、逆さにすることですべての栄養分が重力によって米粒に集めさせるためだそうです。
勉強になるなあ...。

 また、最近、「食育」の重要性を様々なところで言われるようになりましたが、食べることも大切なのですが、「生き物(動物、昆虫、植物すべて)の大切さ」と「作る人の大変さ」を学ぶことも「食育」につながるような気がするなあと、感じた一日でした。

 それにしても、宮本公民館長をはじめ関係者の皆様、そして中矢公民館主事にトクちゃん、お疲れ様でした。

笑いのセンス

2006年10月08日 02時16分17秒 | その他
 私のテレビ番組の一つにNHKの「課外授業ようこそ先輩」というのがあります。
昨日の主演は、津軽弁を駆使する「方言詩人」伊奈かっぺいさんでした。
 彼は、中学生のときに母親を、高校生のときに父親を亡くされたそうです。
そして、彼は、人生の内でもうこれ以上の悲しみはやってこないと、だから、これからは笑いながら生きていこうと誓われたそうです。
凄(すご)い居直り方だと思いませんか。
 それからの彼は、そのことを実践し、周りの人たちにも、笑うことの大切さを説いておられます。
 そして、この番組の中で、子どもたちに身の回りにある「かわいそう」探しをさせていました。
子どもたちは、ブランコをいつも重い人を乗せてかわいそう、時計の針は早く進みたくても少しづつしか進めなくてかわいそう...といった具合に、大人たちが気づかないところにスポットを当てて、かわいそうを見つけていく。
 彼は、笑いの原点に優しさが必要なんだということを言いたかったのではないのだろうか。
優しさがあるからこそ、労う気持ちが生まれ、そして人を笑わせようとする。
それが、例え創り話でもいいという考え方。
 世の中、子どもたちに「嘘を付くことはよくないこと。」と教えています。
でも、笑いのセンスは、例え嘘でも、その人を思い、労う気持ちがあれば、時には必要なんだと教えてくれた。
 伊奈さんの詩集が出ているので、買いに行くことにします。

松山の秋祭り

2006年10月07日 21時33分57秒 | その他
 10月7日は、松山の秋祭りです。
 松山は、気候温暖で、人柄も温和な人が多いと言われます。
 でも、お祭だけは別です。
旧松山市では、神輿(みこし)同士を鉢合わせする「喧嘩(けんか)神輿」が中心です。
また、旧北条市では、神輿を壊れるまで神社の階段から落とすというあらぽっいのもあります。(正確には、「おしょうね」という神輿の中にある御神体を取り出すまで奪い合うというもの)
 私も若い頃には、この喧嘩神輿をかくのが好きで、お祭が近づくとドキドキし始めたものです。
でもいつしか、神輿をかく側からお世話する側に回ると、そのときめきがなくなるのです。不思議なものです。
それは、きっと神輿をぶつけたときに来る衝撃やかき手の一体感、かき手を煽(あお)る観客の声等など、自分が祭の華でなくなったことへの焦燥感見たいなものでしょうか。
 そして、今日、書き手の少なくなった神輿が町内に回ったときのことです。
二人の外国人の姿を発見しました。
神輿も国際化してきているなあと、何か不思議な気持ちになりました。

今日の出来事

2006年10月05日 23時31分48秒 | その他
【午前の部】
 突然、K公民館長が見えられ、先日の理事会で説明した「公民館元気倍増計画」の感想を聞かせていただきました。
 K公民館長はかなりの行動派で、今回の計画の考え方をかなり前から主張してきた方です。
 そんな館長ですから、公民館活動については過去に、その有り様についてアドバイスをいただいていたようです。
そして、何度も、何度も主張したにも関わらず、一向に聞き入れてもらえなかったという歯がゆさからか、独自でさまざまな取組みをされておられます。
「今まで言ってきたことと、今回の計画ではかなり矛盾がないか。課長が変われば、180度考え方を変えるのか。」と迫られました。
そのことに関しては、丁寧に「社会情勢が急速かつ大きく変化しております。私たちは、ある一点に拘(こだわ)るつもりはなく、常に地域住民の視点に立って、柔軟に対応したいと考えております。そして、そのことが朝令暮改(ちょうれいぼかい)と言われても、きちんと謝った上で、なぜそうしなければならないかを説明させていただきます。」と。
 K公民館長は、学校の先生でしたから、厳しいことを言われても、その中に子どもを育むような優しさがあります。
私が尊敬する館長の一人でもあります。
いつも、信念と志を試されているような気がします。(試すとは、失礼な表現なのですが)
でも、一度、それが伝わると、それ以上なにも申されません。
父親のような優しさに近いものがあります。
 そして、最後に、「この改革は、あんたらがおる間でないと成し遂げられんと思う。一生懸命頑張って欲しいし、継続して欲しい。」
うれしい、お言葉でした。勇気が出てきました。

【午後の部】
 午後からは、雨模様でしたが、北条の一番奥にある立岩公民館をのぞいてみました。北条ブロックでは、昨日、ブロック会議が催され、理事会のことを説明したということでしたので、その反応が気になったからです。
 最初は、取り留めのない話から入っていったのですが、核心に触れると、少し館長の顔がこわばったような気がしました。
 しかし、館長は大人ですから、やんわりと「共鳴できるとこもあるよ。」といっていただきました。
ということは、納得できないことも多いのだなと読み取りました。
そこで、私たちが、画一的な取組みをしようとしていないこと。
そして、地域性に応じた計画、例えば41公民館ごとの計画策定も厭(いと)わないということをゆっくりと力を入れながら説明させていただきました。
 館長も私たちの思いが少しは伝わったのでしょうか、帰りは何度も見送っていただきました。
 これから、こういったような、勘違いされた公民館長さんたちに、自ら出向き、ていねいに説明しなければと、帰りの車の中で改めて思い直していました。

【夜の部】
 以前から進めています「円むすびプロジェクト」の商品開発について、庁内の自主研究グループに次の2点をお願いしました。
 ①商品開発のアイデア出し
  単に思いつきだけでなく、商品名、ターゲットや販売手法をどうするか
  までを踏まえて欲しい。
 ②初期投資の資金がないので、公的助成金がないか調べて欲しい。

 お願いをするにあたっては、チャレンジドの現状や自立をどう考えるべきか。
 また、今回のサポートにあたっての考え方や取組み手法は、将来、必ず自分の役に立つということを説明させていただいた。
話が進むにつれ、身体が前のめりになり、確かな手ごたえを感じました。
このチームのメンバー紹介は改めてしていくこととして、彼らの成長記録も報告させていただきますので、お楽しみにしてください。

一館一品運動

2006年10月04日 01時11分03秒 | その他
 一昨日、素鵞公民館に岡山の総社市から35人のお客様が来られました。
素鵞公民館が表彰されたのを聞きつけての、先進地視察であります。
私はというと、挨拶に来てくださいと事前に武田館長から招聘されていましたので、茶の間の賑わいくらいになればと思い、駆けつけました。
地域の役員の皆様も出席され、さぞかし総社市の人たちも喜ばれたと思います。
(武田館長、関係者の皆様、そして谷本くん、お疲れ様でした。)

 そして、帰りに手づくりの「茄子のわさび漬け」をいただきました。
これが、とっても気に入ってしまい、レシピーが欲しいと思わず思ってしまったのです。

 そのときです。ビ・ビーっときたのです。
過去に大分県の平松知事が「一村一品運動」なるものを提唱し、県産品の育成とブランド化を行った手法を思い出したのです。
当課では、「オンリーワン事業」というのがあります。
この事業は、地域の特性を活かしながら、チエ比べをさせようというものでありますが、もう一つ目的に沿っていないような気がしていたのです。
そこで、この事業を地域の人づくりとして位置づけようと考えていたのですが、わかりやすい方法がないものかと思っていました。
そうか、「食」だ。
まず、当課からキーワード「食」を投げかけ、それぞれの公民館で一品食べれるものを創ってもらおう。
しかし、単に創るだけでなく、売れるものを創ってもらおう。
また、その地域に縁のあるものと限定しよう。
そして、「フード・コーディネーター」なる人を決めてもらい、その人に開発から生産まで、地域の人たちを動かして創りあげてもらおう。
できた商品を一堂に介して、フードフェスタを開催し、優秀作品を表彰するとともに、販売し、その収益を公民館の運営費に当ててもらおう。
ついでに、公民館活動の情報発信もあわせて行ってしまおう。
なんて、自分では、グッド・アイデアだと思い、部下に提案してみようと思ったのであります。
恐らく、駄目だしされる可能性が強いのですが、先に、こうやって公表してしまえば、いきなり駄目だとはいえないと思い、勇気を出して公表することにしました。