さて、愛娘が鼠径(そけい)ヘルニアとなって実感した不便さがあります。それは小児科医の不足に伴う診療の分担です。全国的にも小児科医は不足しているらしく、ここ鹿児島でもその悪影響があります。例えば、今回うちの子がなったヘルニアは霧島・姶良地区では手術を行える病院がないとの事。
「何で?医師会病院あったよな?」と思い、調べてみるとここも小児科医不足で小児科が閉鎖されていました。そのため、必ず受け入れてくれる鹿児島市立病院の小児外科へ紹介されたわけですが、地元エリアで手術が受けさせれないとなると同じ県内でも親の負担はグンとアップします。
実際、うちは娘の付き添いでお母ちゃんが泊り込むわけで、そうなると私が子供たちを見ないといけない。特に上のお兄ちゃんは登下校がお母ちゃん同伴でないと行けていないので、休む可能性大!なのでとおチャも仕事を休まざる負えなくなるわけで…。入院当日と手術日の2日間、お兄ちゃん2人がととおチャと3人で過ごすことができるかも問題です
そうでなくても、もうすぐ3歳の幼児が入院日当日は朝食抜きで霧島から鹿児島市まで移動。朝8時半には受付をしないといけないのですから、当の本人も大泣きするのが目に見えていますどうしようという感じです。
しかも、病院の駐車場は入院日、手術日、退院日は終日無料らしいのですが、夜間駐車はできないらしいのです!つまり、入院の日にお母ちゃんに車を持たせてそのまま3日間駐車という方法もとれないのですどこかしらかの有料駐車場に夜間は移動させて3日間を過ごすか、初日にとおチャも一緒に行って3日目の退院の際に迎えに行くしかないわけです
うそ~!って感じです
ただ役割を分担されたことで多少のメリットがありました。受付から診察までが早かったことです。
4年前にお兄ちゃんの診断を受けに行ったときは朝9時、10時受付で診察が始まったのがお昼過ぎ。会計終了が15時前後と丸々半日かかる状態でした。それが今回は10時前受付で診察開始が10~20分後、会計終了が11時ちょっと過ぎでした
紹介を受けた患者さんのみを診察、手術する二次医療機関になったことでの恩恵ですが、地元で手術を受けられない負担増とスムーズに診療が終わる負担軽減…。どうしたものでしょうか