5時30分起床。薄曇り。下が平らでなかったので背筋や腰が痛む(>_<)。R211を南下。田園風景が良い。
道の駅小石原で小休止。おじさんがバイクを眺めながら話しかけてくれた。昔は神戸に住んでいたというのでローカルな話などで盛り上がった。ついでに僕のコレクションにも入っていただいた。
県道52号線、棚田ロードを満喫
小石原から10キロ弱の所でR211と分かれ、県道52号線に入る。交通量は皆無、2車線の田舎道となる。特別な観光施設はないが、こういう道は気負うこともなく走ることができ、それだけで十分楽しい。
星野村には日本の棚田百選に認定された「石積みの棚田」がある。山の斜面に沿って上下の高さがすごい。40mmの画角がまたもや厳しい。かくなる上は看板の写真を撮って撮影したことにしよう。
両脇に茶畑が広がり始めた。八女(やめ)茶だ。道端には直販店がたくさんあった。日本茶喫茶というものがあったのだが通り過ぎてしまった。惜しいことをした。
八女市外に入ると信号機だらけ。R442はなぜか90度クランクが多くあり、本当にこれが国道なのかと疑ってしまう。佐賀市の南側を通過。麦畑が広がっている。今が収穫期なのか、田んぼは黄金色に輝いていた。
R444も90度クランクが多い。河口近くを走っているので川幅があり、海に近いが、水が泥色。思っていた以上に交通量が多い。鉄橋が上下する構造みたい。↓ 船を通すためだな。
鹿島から東彼杵(ひがしそのぎ)へ渡り、そこから海岸国道R205を再開へ。左手に大きな建物が見える。経営破綻したテーマパーク、ハウステンボスだ。長崎県はこの地周辺にカジノ施設を作ろうとしているらしい。ギャンブル大国の日本にそんなものを持ち込もうという考えが分からない。金のためなら何でもするってことやね、嘆かわしい。
西海に入ると左手に大村湾の眺め。大小の小島、半島がおもしろい。道端にグミが生っている。これは野生か?個人の敷地から生えているが道路に出た分は道路の持ち物、つまり道路を走る僕のもの・・・どうも拡大解釈だが、集団的自衛権ほど野蛮ではなかろう。美しい。舌先に渋みが残る。これが良い
西海から山越えルートを選択。r229、r204を南下。かなりのアップダウンでエンフィールドはしんどそう。時津町の渋滞に巻き込まれながら潮井崎公園へ。これが非常にわかりにくい。長与町から2キロ程度の所に小さな看板があり、そこから細道をクネクネと下ってようやくたどり着いた。このキャンプ場は無料だが、契約書を書いてから水道栓の鍵をもらうことになる。海岸沿いで海を隔てて山に沈む夕陽が美しかった。