5月20日
7時起床。おっ、雲一つないぞ!出発後4日間は青空率10%以下やったが今日は初めての快晴だ♪ 濡れたテントの底を上に向け、直射に当てる。すると10分ほどで乾いてしまった。
8時30分、隣の家族連れにあいさつをして出発。国道458号線は7Kmの未舗装が残っている珍しい国道。「ダートを楽しもう」というマップルのお言葉に引きずられ、西へ。このあたりは1000メートル級の山がゴロゴロしているがこの国道の峠は870メートルある。そこから月山(1984メートル)は直線距離で15キロ足らず、ドアップで拝むことができるのではないかと期待。
しかし458号線に入って間もなく、「冬期閉鎖中」という道路情報が。そういえばこの時期、月山に登ろうとして途中で「冬期閉鎖中」でゲートに阻まれた事があったなあ。
もう驚きませんって。春も終わろうかという季節に東北サン、あんたはまだ冬期なんや。で、僕の方は計画を投棄。
尾花沢で国道347号線と交差し、右折。そしてすぐに「奥の細道街道」、県道28号線に乗る。交通量は「無く」新緑が目に痛いほどに突き刺さる。先ほどの「走りやすい」13号線の無機質な走りと比べてどうだ、ツーリングの楽しさ、醍醐味を身体いっぱいに受けながら進む。松尾芭蕉も五月雨のこの時期に「ツーリング」したんだよなあ。
「五月雨(さみだれ)を集めて早し最上川」。でもあのちっともキレイでない濁流をこんなふうに詠めるとはなあ。「この色ではなあ」と諦めるアサノに対して「季節を楽しもう」と諭してくれたのかもね。でも昨日は雨の中でありながらも生き生きとした草を撮影していたぜ。ちょっとはアンタに近づけたのと思うのですが。
仙台と秋田を結ぶ国道108号線、仙秋サンラインと合流し、北西へ。
気温は13℃。山ん中の2車線の広い道路で速度を出せる。幾多のトンネルを抜けるのだが、これが寒い
12時20分、秋の宮温泉郷に到着。当初の計画ではこれを右折して子安峡をめざすつもりであった。7年前のツーリングで楽しい思いをしたこまち湯ったりロードと名付けられた県道310号線を楽しみにしていたのだ。ところがここも冬期閉鎖中。
国道13号線を北上する。ぎこちないつながり方ではあるが横手市内をバイパスさせているので交通量の割にスムーズに動いている。16時30分、キャンプ場着。
ここはゴミ処理完璧、芝生のサイト、広い炊事場、バイクは横付けOK、全体的に清潔、歩いて行ける距離に温泉(¥400)。料金は510円。文句つけようのないキャンプ場。これで2回目の利用となる。
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