ばか親日記 手巻き寿司

我が家は、夕飯が手巻き寿司という

日が多いんですけど、

お刺身は値が張るので少ししか使えず、

かわりに、きゅうり切ったり、

納豆かき混ぜたり、梅干しちぎったり、

等々、準備が結構たいへんなんです。

けれど、みんみは手巻き寿司大好き

なので、はりきって手伝ってくれ

るんですよ。

娘と二人で台所に立ってると幸せを

感じます。

で、先日のコト。

とうちゃんが酢飯をこさえてる間に

海苔を切っておくように頼んだんですよ。

どのくらい切るのか？と聞かれたんで、

半分くらいと答えて、買って来たばかりの

８枚入りの袋を渡しました。

どう考えたって4枚か、5枚切ってほしいと

いう話にしか聞こえないでしょ？

ところが、海苔の袋の上を端から半分の

トコまで切れ目入れて、

「できたけど、次は何やればいいの」って、

得意げに……。

後頭部に巨大な隕石が当たったくらいの

衝撃を受けましたね。　ホントに。

保育園くらいの頃の話なら

かわいいエピソードですけど、

春になれば高校三年生ですよ。

あまりのあんぽんたんぶりに

怒りさえ込み上げて来ました。

その時はあきれ果ててモノが言えません

でしたけど、

「じゃあそこから1枚取り出してみろ」

って、言えばよかったですよね。

無傷で取り出せたら手品ですよ。

褒めますよ、感心します。

……幸せは束の間でしたね。

魚を食べると頭が良くなるらしいので、

次の手巻き寿司はケチらず、お刺身だけ

で作ってあげようと思います