ゴールデンウィーク

　私は毎日が日曜日の生活を送っているわけですが、会社に勤めているときにはゴールデンウィーク、夏休み、年末年始の休みと年三回の長期間の休みがありました。

　ゴールデンウィークはその年の暦にもよるのですが、今年の場合だとたぶん４月の２９日から休みに入っていると思います。労働際つまりメーデーが休みと決まっているのと、３０日の平日を特別休日として年２日とることが決まっているうちの１日を充当して連休にするわけです。

　私が勤めていた会社はメーカーでしたので、できるだけ連休にするようにしていました。飛び石連休だと休暇をとる従業員が多く出勤率が低下するためです。ただ、私の勤務した工場はベルトコンベアー式の製造工場ではないので、連休で一旦停止した工場を立ち上げるために、誰かが出勤して工場の立ち上げ作業をしなければならないということはありませんでしたが、子会社では設備の立ち上げに従業員が出社していたようです。

　労働際、メーデーはその昔はどの労働団体でも５月１日でしたが、連休の真ん中にわざわざメーデーに動員されるのをいやがる組合員が増えたので、我が国で一番大きい労働団体である連合のメーデーは４月２９日と連休の初日に行われるようになりました。連合以外の労働団体では５月１日にメーデーを開催しています。

　このような連休がつくれるのもメーカーだからこそのところがあります。金融機関やお役所は暦どおりですから今日から連休です。昔、銀行に勤めている友人とゴールデンウィークに会った時、私は連休ももう後半だよと感じたのですが、友人はようやく連休になったよという感じでした。

　会社を退職後に勤務した介護施設だと土曜日、日曜日、連休というのは全くありません。完全に決められたシフトに従っての勤務ですから、まとまった休みというのはありませんでした。警備会社も勤務する施設や種類で土日が休みの場合や、介護施設と同様にシフト勤務で決められていました。