大好きなNASCARのシーズンが開幕しました。昨年はコロナの影響で途中中断してスケジュールも大きく変更があったりしましたが、今シーズンは14日の日曜日に開幕戦であり、かつ最大のイベントであるデイトナ500が行われました。
デイトナやタラテガといったスーパースピードウェーではレース前半はドライバーも抑え気味で荒れた展開にはならないのですが、今回はレースが始まって間もないところでビックワン発生。しかも先頭近くの車両がクラッシュしたものだから有力ドライバーが巻き込まれてアウトになったり周回遅れになったりと波乱の幕開けでした。
レース終盤になると優勝をめぐって駆け引きというか、優勝するためにドライバーも色々と動くのでファイナルラップとかその一周前ぐらいにクラッシュでイエローになったりすることも多いのですが、今回はなんと優勝を争っていたチーム・ペンスキーのロガーノとケセロウスキーが接触してコースアウト。その後ろにいたマクドウエルというドライバーが勝ってしまいました。
スーパースピードウェイは有力チームが強いのは当然なのですが、弱小チームも上位にからむことができるのと勝つには実力だけでなく運も必要なのですが、見事にそれを実現してしまいました。てっきりペンスキーのワンツーは固いと思ってみていたのですビックリしてしまいました。
ついでにジョー・ギブスのハムリンが自身がオーナーとなるチームを設立してトヨタカムリでして参戦。自身はジョー・ギブスで走っていますがバッハ・ウォレスというドライバーを走らせました。ウォレスはこれまで上位で走ることはあっても中盤が定位置のドライバーでしたがトヨタの戦闘力のあるマシンで一気に有力ドライバーとなりました。今シーズンは勝つかもしれないです。