私が大学を卒業後、新入社員として入社した会社にも資格制度があり、4月1日に昇格が行われました。新入社員の研修員から始まって、社員1級から4級、係長クラスの主任B、A、管理職となる課長クラスの主査B、A、部長クラスの参事B、Aという感じになっていました。
大卒の総合職ですと、社員1級から3級までは全員一緒に昇格します。たぶん長期間病気やけがなどで休まざるをえなかったという場合を除けば、考課査定の影響なく全員一緒でした。次の社員4級に昇格するときから差がつき始めました。全体の3分の1くらいが4級に昇格したかと思うのですが、ここが最初の関門です。
社員4級には何年も滞留することはなくて、1年か2年で主任Bに昇格しますがここでも差がつきます。さらに主任Aへの昇格についても差が付き、さらに管理職となる主査Bへの昇格には部門の推薦と、一年間の通信教育や面接、論文作成などが行われて昇格試験で振り落される人もいます。
こんな感じでまったく滞りなく順調に昇格する人は、同期の中でも5人程度でした。ただ、早い遅いはありますが、大卒の総合職だとよほど評価が低いという事でもない限りは主査Bには昇格できていました。
ただ、私が勤務した会社では入社以来同じ部門に10年以上という従業員が多くいまして、人事部門が人事異動を積極的に行うためとして、5年に一度は人事異動するとか、管理職への昇格の条件として人事異動して他部門で勤務したことがあることなんてことを決めました。
そのため特定の部門にずっと所属していて、管理職の試験をそろそろ受けようかという従業員が、試験を受ける条件である人事異動を経験するために、他部門に異動して管理職への昇格試験を受けるのが遅れるなんてことがありました。他部門に異動すれば今まで経験していない業務を行うわけで、その部門からみれば業務に慣れる前に昇格の試験を受けさせることもないわけで、人事の方針で割を食ったというわけです。
私が入社した頃は人員構成もピラミッド型に近かったのですが、業績不振に陥ってからは新入社員の採用が激減し、職場に新入社員が配属されることが少なくなってしまいました。そのため、職場の従業員が主任ばかりなんて状態になり、本来は部下を持つ経験をすべき主任がそんな経験をしないまま管理職になっていきました。それだけならまだしも、管理職になっても部下すらもたない名ばかりの管理職もいまして、いびつな人員構成になってしまいました。
今頃その会社はどうなっているのかな。
大卒の総合職ですと、社員1級から3級までは全員一緒に昇格します。たぶん長期間病気やけがなどで休まざるをえなかったという場合を除けば、考課査定の影響なく全員一緒でした。次の社員4級に昇格するときから差がつき始めました。全体の3分の1くらいが4級に昇格したかと思うのですが、ここが最初の関門です。
社員4級には何年も滞留することはなくて、1年か2年で主任Bに昇格しますがここでも差がつきます。さらに主任Aへの昇格についても差が付き、さらに管理職となる主査Bへの昇格には部門の推薦と、一年間の通信教育や面接、論文作成などが行われて昇格試験で振り落される人もいます。
こんな感じでまったく滞りなく順調に昇格する人は、同期の中でも5人程度でした。ただ、早い遅いはありますが、大卒の総合職だとよほど評価が低いという事でもない限りは主査Bには昇格できていました。
ただ、私が勤務した会社では入社以来同じ部門に10年以上という従業員が多くいまして、人事部門が人事異動を積極的に行うためとして、5年に一度は人事異動するとか、管理職への昇格の条件として人事異動して他部門で勤務したことがあることなんてことを決めました。
そのため特定の部門にずっと所属していて、管理職の試験をそろそろ受けようかという従業員が、試験を受ける条件である人事異動を経験するために、他部門に異動して管理職への昇格試験を受けるのが遅れるなんてことがありました。他部門に異動すれば今まで経験していない業務を行うわけで、その部門からみれば業務に慣れる前に昇格の試験を受けさせることもないわけで、人事の方針で割を食ったというわけです。
私が入社した頃は人員構成もピラミッド型に近かったのですが、業績不振に陥ってからは新入社員の採用が激減し、職場に新入社員が配属されることが少なくなってしまいました。そのため、職場の従業員が主任ばかりなんて状態になり、本来は部下を持つ経験をすべき主任がそんな経験をしないまま管理職になっていきました。それだけならまだしも、管理職になっても部下すらもたない名ばかりの管理職もいまして、いびつな人員構成になってしまいました。
今頃その会社はどうなっているのかな。
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