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当選議員の84%が改憲賛成

2017-10-26 13:29:27 | 日記
 ネットのニュースによると今回の衆院選挙で当選した議員の84%が改憲に賛成とのことです。ただ、その中身は細かくみていかなければならないと思います。自衛隊関係で9条の改憲を考えている人もいるでしようし、それ以外に今の時代に合わせて欠けている内容を憲法に反映させると考えている人もいることと思います。ですから84%のすべてが9条の改憲に賛成だとは思われません。

 私的には憲法も法律である以上、必要であれば手続きに従って改憲すべきであると考えています。今の憲法ができてから一度も変えずに神棚の奥に押し込んでいることこそ、太平洋戦争前の天皇陛下の存在を不可侵な存在に押し込んでしまったのと同じような気がしています。

 しかし改憲というとすぐに9条で自衛隊をどうあつかうかについてに目が行くのですが、本来的には自衛隊は実質的にも他国からも軍と認められている以上、憲法で明記すべきというのが正しいような気がするのですが、この問題、圧倒的に国民が9条の改憲に賛成であるとも思えません。国論を二分してしまうと思います。このように国論を分断するような投票を行うのもいかがなものかという気もしています。

 そして国民の大部分は、自衛隊を今のままでよいと考えているのではないかと想像します。この摩訶不思議な中途半端な状態にしておくことが民意のような気がするので、9条の改憲は今しばらく様子を見る方が良いように思います。

 それ以外にどのような事柄を憲法に追加したり変えたりしたらよいのか、もっと国会でも議論すべきですし、その内容が国民にも理解されるようにすべきであろうと思います。そのような議論なくいきなり改憲の投票が飛び出してくるのはいかがなものかと思っているところです。




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