鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

自分史 その2(ジャガイモの花)

2008-05-31 09:45:35 | 写真短歌・写真俳句

じゃがいもの花の可憐さを知らざりき

田畑に汗せし幼き日には

 

 

5月2日にアップした自分史の続きです。

母の再婚のあと、祖父母の下での生活になりました。

祖父が病弱であったため、貧しい家計を支えるために

祖母が田畑の仕事を一手にします。

必然、私も手伝わなければならず、

休みの日はもちろん、

学校が終わると、毎日田畑の仕事に

行かなくてはなりませんでした。

今のように、機械化された作業ではなく、全てが手作業。

気が遠くなるような作業の日々でした。

 

 

 

 

我があるは田畑の日々や 馬鈴薯の花

 

 

高校が決まって、母の再婚先に養子に認められ、

育った家を後にしますが、

それまでの日々の、私の働きぶりは、

当地では、今でも語り草になっているとか。

私にとっても、苦しい悲しい日々でしたが、

それが、今では、私にとって

大切な財産になっていると思っています。

 

 

 

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天使の誘惑

2008-05-29 08:52:15 | 写真短歌・写真俳句

天使の誘惑

 

 

薫風や 天使の弓矢胸を射て

 

 

初恋草の再登場です。

天使のようなこの花、

その魅力に虜にされました。

 

 

 

 

酢漿草(カタバミ)や あなたにこの身許しつつ

 

 

天使の矢を受けたものは、

激しい恋に落ちていくとか。

 

 

 

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アマガエル

2008-05-27 11:49:48 | 写真短歌・写真俳句

五月雨の音聞く夜や 望郷歌

 

 

夜の五月雨の音、それにともなう蛙の声、

何故か、望郷歌のように聞えます。

そういえば、このアマガエル、懐かしい故郷を

想って鳴いているいる様に見えませんか?

 

 

 

雨蛙 幾十倍の声で鳴き

 

 

 けたたましい、蛙の声がするので、

見ると、咲いたばかりの紫陽花に寄って、

小さな雨蛙が鳴いていました。

こんな小さな体、その何十倍もするかと

思われるような大きな声で鳴いているのです。

小さな体の大きなパワーに驚きます。

 

 

 

 

韮の花?

 

 

この花、韮の花だと思うのですが、あっているでしょうか。

畑韮(ハタケニラ)だそうです。

有難うございました。

 

 

 

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言葉遊び

2008-05-25 08:59:43 | 写真短歌・写真俳句

青山椒 ぐうで始まるじゃんけんぽん

 

 

じゃんけんの言い方にも、地方によって様々あるようですが、

「最初はぐう」で始まるのは広く見られるようですね。

「山椒はぐう」→「最初はぐう」

 

 

 

 

爪塗りて女に戻る初夏の宵

 

 

赤つめ草から、赤のマニキュアをイメージします。

谷村新司さんの「夜顔」という歌の

こんな歌詞を思い出しイメージを重ねました

「・・・優しい妻の顔捨てて 

     女の顔になる・・・・」

 

 

 

 

教えてください

花の名前が分かりません。

またまたお世話になりたいのですが・・・・。

 

 

↑ハクチョウゲだそうです。

有難うございました。 

 

 

 

↑ニワゼキショウだそうです。

有難うございました。 

 

 

 

 

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野の花 その3

2008-05-22 07:33:57 | 写真短歌・写真俳句

 遠き日の鞘笛の音や  青葉風

 

 

カラスノエンドウです。

子どものころ、この豆鞘で笛を作って、

「ビービービビビ」と、

その音を競ったものです。

 

 

 

 

野の草も遊ぶ道具にありし日々

白つめ草をつなぐなどして

 

 

旧作の短歌です。女の子たちとは、こんな遊びもあったかな。 

 

 

おわび

23日より約10日間、

諸事情により、記事投稿、訪問、コメント等、

滞りがちになりますので、ご容赦下さい。

 

 

 

 

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京の商魂

2008-05-19 09:49:12 | 写真短歌・写真俳句

葵時 犬も客引く祇園かな

 

 

京都の祇園界隈で、こんなものを見つけました。

お店の名前は、差し障りあるといけませんので掲載しませんが、

この人形、修学旅行の生徒など、観光客にも大人気とか。

引退間近の、大阪の「食い倒れ太郎」が悲しいです。

 

 

 

 

 

時越える珍客京の五月かな

時越える珍客京の五月かな

 

歴史の街、そして映画の街京都の五月、

あの世からの旅行客も数多とか。

 

 

 

 

 

放してよ サインもらいに行くんだい

 

 

今日の写真のオチはこうでした。

 

 

 

 

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恋句

2008-05-17 09:41:43 | 写真短歌・写真俳句

あの人は届かぬ人や 初恋草

 

 

我が家に咲いている可憐な花。

調べてみると、その名も「初恋草」。

歳時記にはありませんが・・・・。

こんなに、ストレートな名前を聞くと、

前記事の続きとせざるを得ませんね。

またまた、「あの人」が登場しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

酢漿草(かたばみ)や片通行の恋語り

 

 

「かたばみ」には、どこか辛い響きを感じます。

それは、苦い、片思いの恋多かりし故にでしょうか。

 

 

 

 

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野の花 その2

2008-05-15 11:16:31 | 写真短歌・写真俳句

あの人を想う五月や 夕化粧

 

 

 ウオーキングの道で見つけた可愛い花。

アカバナユウゲショウです。

五月・・・別れたあの人が、そろそろ恋しくなる時期。

これを五月病と、人はいうのでしょうか。

 

 

 

 

鎌首をそろり見つめて 青葉道

 

 

マムシの鎌首のようなこの草、

テンナンショウとかマムシソウとか教えていただきました。

いきなり山道で出会ってびっくりです。

おおっかなびっくり、カメラに収めました。

 

 

 

 

 

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初夏の花 その2

2008-05-13 08:45:32 | 写真短歌・写真俳句

幼児の舞姿かな 早苗月

 

 

どこから、迷い込んできたのでしょう。

こんなに可愛い花が、昨年から、我が家の庭に根付きました。

私も妻も気に入っておおはしゃぎ。

来年もと思っていたら、今年も咲いてくれました。

直径2cm程度の名も知らない花です。

調べても分かりません。

ご存知も方、是非教えてください。

情報有難う御座いました。判明です。

アヤメ科のラペイロウシア(アノマテカとも)。
和名ヒメヒオウギアヤメ(単にヒメヒオウギとも)。

 

 

 

 

 しらんふりして花の艶やかに

 

 

すみません、またまた駄洒落俳句です。

最近では、どこへ行っても見かけるシラン。

あまり注目されないので、しらんふりして咲いています。

でもよく見ると、その花の可憐さに目をみはります。

 

 

白のシランです。紫に比べたら、なかなか殖えません。

 

 

 

 

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初夏の花

2008-05-11 08:37:24 | 写真短歌・写真俳句

ジャスミンの香を共にして隣組

 

 

近所のお宅の庭のジャスミンが花盛りで、

周囲の家々は甘い香りに包まれ楽しんでいます。

 

 

 

 

 

無垢白の乙女二人のカラーかな

 

 

今回の二句、ジャスミンもカラーも歳時記にはありませんが、

今の季節の花として、敢えて詠ませていただきました

 

夏の季語だということで、教えていただきました。

ジャスミン=素馨(そけい)、カラー=海芋(かいう)。

有難う御座いました。

 

 

 

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