鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

霜の朝

2017-01-30 18:45:03 | 写真俳句

霜暁の墨絵めきたる故郷かな

(そうぎょうのすみえめきたるこきょうかな)

故郷の過去の写真で詠んだ句です。

今年は、今頃は、雪に覆われていることと思います。

 

物の怪の宴の果てか霜の朝

(もののけのうたげのはてかしものあさ)

 


雪眼鏡

2017-01-28 17:58:24 | 写真俳句

斜滑降の人生なりき雪眼鏡

(しゃかっこうのじんせいなりきゆきめがね)

今記事は、現役時代のスキー実習の写真に

当時を思い出しての2作です。

 

シュプールのへっぴり腰や雪眼鏡

(しゅぷーるのへっぴりごしやゆきめがね)

退職後スキーに行っていません。行きたい!!


護王神社(その2)

2017-01-25 18:14:36 | 写真俳句

寒水や愚痴をこぼさず護り猪

(かんすいやぐちをこぼさずまもりじし)

前記事に続いて、京都の護王神社での写真俳句です。

 

待春や黙し我慢の土踏まず

(たいしゅんやもくしがまんのつちふまず)

これを踏んで祈願すると、足膝の痛みにご利益があるとか。


護王神社

2017-01-23 16:04:21 | 写真俳句

干支絵馬のでんと鎮座す冬陽かな

(えとえまのでんとちんざすふゆびかな)

京都の護王神社へ、腰痛治癒祈願にいってきました。

この日は前日の雪が溶ける冬日和でした。

 

あんぐりと冬陽のみこむ阿形かな

(あんぐりとふゆびのみこむあぎょうかな)

護王神社を護るのは猪です。


大寒

2017-01-20 20:55:58 | 写真俳句

大寒の水掛けらるる地蔵かな

(だいかんのみずかけらるるじぞうかな)

水子地蔵です。

 

菅公の産湯の水や寒替り

(かんこうのうぶゆのみずやかんがわり)

京都の菅原院天満宮にあり、

菅原道真公の産湯の水とされています。

 


成木責め

2017-01-15 18:30:35 | 写真俳句

老いの身を縛るしがらみ成木責

(おいのみをしばるしがらみなるきぜめ)

 

成木責め若い若いと囃されて

(なりきぜめわかいわかいとはやされて)

成木責め=小正月に柿などの 果樹の豊熟を祈念する行事。