つつじ咲く木の芽峠の一軒家
(つつじさくきのめとうげのいっけんや)
今回の作品は大きな嘘があります。
写真が、去年の5月末のもので、
季節的なずれがあります。
つつじ咲く木の芽峠の地蔵堂
(つつじさくきのめとうげのじぞうどう)
前句の地蔵堂は、「言うな地蔵」といわれ、
こんな伝説があります。
つつじ咲く言ふな地蔵は語らずも
(つつじさくいうなじぞうはかたらずも)
かたくりの花や古刹に千の風
(かたくりのはなやこさつにせんのかぜ)
かたくりの花よ秘話あり二つ三つ
(かたくりのはなよひわありふたつみつ)
かたくりの花は、大好きな花の一つ、出会えると、ときめきます。
お話しを、いっぱいしたい気持ちになります。
投稿句有難うございます。
片栗の紙の細工に似て曲がり よしさん
一隅に咲きて明るし著莪の花
(いちぐうにさきてあかるししゃがのはな)
人入らぬ過疎の山路や著莪の花
(ひといらぬかそのやまじやしゃがのはな)
著莪咲けどやがてダム湖に沈む路
(しゃがさけどやがてだむこにしずむみち)
故郷の道、今はもう、ダム工事のために通れません。
投稿句ありがとうございました。
紫木蓮甍を高く睥睨す よしさん