夏色や安曇野ちひろ美術館
(なついろやあずみのちひろびじゅつかん)
病床の弟の見舞いに信州に行った足をのばして、
妻がかねがね行きたがっていた
安曇野のいわさきちひろ美術館に行って来ました。
固有名詞の羅列の句になりましたが、
「安曇野」「ちひろ」の語感を生かしたくて、この句になりました。
この写真は妻の撮影、さりげなく背中が写っているのが私です。
夢に聞く潮騒夏の少女かな
(ゆめにきくしおさいなつのしょうじょかな)
館内にあったポスターから拝借して撮影した一枚に句をつけました。
げんまんは遠き夏の日をさな恋
(げんまんはとおきなつのひおさなごい)
これも、このポスターからイメージした一句です。
皆さんにも、果たせぬままのげんまんがあるのでは?