陽を浴びて奏でる和音吊るし柿
(ひをあびてかなでるわおんつるしがき)
遠き日の取りし杵柄柿を干す
(とおきひのとりしきねづかかきをほす)
私が育った、福井県南越前町今庄は、
吊るし柿の産地として知られています。
子供の頃、秋が深まる頃には、
学校から帰ると、高い木に登って柿もぎ作業、
夜は皮むき、吊るし作業で忙しかったものです。
「昔取った杵柄」ということで、久しぶりに、
我が家でやってみました。
紐は藁縄でなくて不細工ですが、剥いた姿は立派なものでしょう?
長さが不揃いなので、音符のようになってしまいましたが・・・・
隣の柿がくっつかないように、わざと不揃いにしたのです。
IT句会への参加作品です。
選んでいただいた皆様、ありがとうございました。
また、お世話いただいたタケウマさん、ルプママさん、湘次さん
ありがとうございました。
《当季雑詠部門》
コスモスや過疎の余白に描くごと
加工写真です。
和気生さん、まろうさん、うららさん、れもんさん、
青葡さん、あかねさん、ひっちさん、たんとさん、
木瓜さん、遊子さん、ありがとうございました。
《「新」部門》
新米や古女房と古亭主
適当な写真がありませんでしたので、
以前使った、案山子に再登場してもらいました。
暇人さん、れもんさん、ありがとうございました。
《紅葉部門》
紅葉して人生先は恙なく
恙なく過ごしたいと思うのですが、なかなか・・・。
写真は、はなみずきの紅葉(加工)です。
臥竜さん、たんとさん、ありがとうございました。