生きゆくに多くはいらぬ秋の蝶
天災も人災もあり秋の蝶
《胃カメラ検査》
「ちょっと気になるところがあるので、組織検査をします」
そう言われて一週間、生きた心地しませんでしたが、
「悪性のものは見当たりませんでした」との診断がくだりました。
喉や胃の痛みが依然として続いていますが、
とりあえず安心しました。
ご心配いただいた方、ありがとうございました。
それにしても、この痛みは何だろう?
リンク→鎌ちゃんの写真短歌
さやけしや苦しみのある世に生きて
仏陀の教えにあるとされる「苦諦(くたい)」・・・・・・、
この世界は苦しみを本質としているという真理、
そんな現世の秋に、今、我々は生かしていただいています。
花にとまった小さな虫も。
ありがたい事です。
ところで、この花は、何という花でしょう。
通院の晴れぬ心や金木犀
体調が思わしくないと、気持ちが落ち込みます。
そんな通院の途上で、金木犀の香りがフッと・・・・。
リンク→鎌ちゃんの写真短歌
子も親も燃えて学園秋祭り
体調不良の気分晴らしに、
勤務していた学校の、学園祭に行ってきました。
こんな模擬店が、十数店、ずらりと並び、
外来のお客さんも長い列を作ります。
PTAと高三学年共催の合格餅、
これも模擬店の一つですが、
例年、一番長い列ができます。
勉学も祭も秋の盛りかな
高三生にとっては、受験に向けての
ラストスパートの時期でもあります。
一日発散して、また受験勉強に集中です。
↑野外ステージです。
いつもは煩いだけのバンド演奏なのですが、
この、ボーカルの女生徒は上手かったです。
思わず、聴き入ってしまいました。
男女とも、この学校の制服です。
↑焼き鳥の手さばきもプロ並みです。
こうした、屋台がずらりと並ぶわけです。
↑文化部にとっても、大切な発表の日です。
リンク→鎌ちゃんの写真短歌
爽空や声高らかにいざ歌はむ
韮の花、気持ちよさそうに、今にも歌いだしそうですね。
今日の2句は、清々しい秋の青空を背景に詠みました。
秋空や先行き見えぬ国なれど
この空のように、すっきり見通せる国になって欲しいですね。
写真は、ヤブランです。
リンク→鎌ちゃんの写真短歌