雑草と言ふは畏しほとけのざ
(ざっそうというはかしこしほとけのざ)
六十路来て悟りに遠しほとけのざ
(むそじきてさとりにとおしほとけのざ)
ほとけのざ一病息災有難く
(ほとけのざいちびょうそくさいありがたく)
一病でなく、多病を持っていますが、
とにかく、こうして今年も、この花に会えたことに感謝して。
投稿句ありがとうございました。
行く舟もいささか増えて春の海 よしさん
雑草と言ふは畏しほとけのざ
(ざっそうというはかしこしほとけのざ)
六十路来て悟りに遠しほとけのざ
(むそじきてさとりにとおしほとけのざ)
ほとけのざ一病息災有難く
(ほとけのざいちびょうそくさいありがたく)
一病でなく、多病を持っていますが、
とにかく、こうして今年も、この花に会えたことに感謝して。
投稿句ありがとうございました。
行く舟もいささか増えて春の海 よしさん
正論を吐きて孤独や万愚節
(せいろんをはきてこどくやばんぐせつ)
正直者が馬鹿をみるということがありますが・・・・、
エイプリル・フールぐらいは、ちょっと嘘っぽく。
写真の花はトサミズキ?
初恋は夢に置くもの四月馬鹿
(はつこいはゆめにおくものしがつばか)
初恋の人に数十年を経ての再会でがっかり、
ウッソー!!逢わなけりゃよかった!!と。
そっと、思い出と夢にしまっておくのが一番のようです。
写真の花はセツブンソウ。
投稿句有難うございました。
宴には花に酔うたかそれとも酒か よしさん
3月21日~31日のツイッターでのつぶやき句をまとめました。
(一部省略、一部推敲)
少年の果てなき夢や春の星 春星に余生を如何に生きんかと
宇宙より生命の星の朧かな 星朧うしろ髪引く最終便
彼岸潮人の出会いと別れかな 別れあり出会いもありて彼岸潮
彼岸潮慕う心を告げられず 残雪や木の芽峠の一軒家
老い独り守る峠路残る雪 雪形を眺めてやおら老農夫
白山の遠き峰々残り雪 お花見や出会い別れは世の常で
現世の儚さ愛でる花見かな 春の蠅村に鶏舎の消え久し
春の蠅のんびり牛の鳴くを聞き 嬰児の手追う眠りや春の蠅
戯れる牛の尻尾や春の蠅 春の蠅無人の駅舎通りけり
つちふるや尖閣諸島波高し つちふるやかの敦煌の地より来て
つちふるや三蔵法師の西域記 つちふるや脳の髄までけぶるほど
朧夜や城址に古き井戸一つ 朧夜や嗚咽の如くノクターン
朧夜や影追ひつけず追ひつけず 近家より子叱る声や春の雷
春雷や睨みをきかせ鬼瓦 春雷やポーカーフェイスを決められず
春の雷遠く生駒のあたりより 故郷にまた注意報春の雷
物だねをまくや農婆の腰曲がり 明日といふ日があらばこそ物のたね
明日思ひ得る幸せや物のたね 物だねをまく日野山に抱かる里
春服のマネキンだけがよく似合い 登校を待つ子のそぞろ春の服
春服のすらりと脚の伸びにけり 蒜を食むそして独り身もてあまし
大蒜や隠し切れない隠し味 香ばしき焼蒜の香に酌みにけり