ときめきの余力に灯す芒種かな
(ときめきのよりょくにともすぼうしゅかな)
老いたれど夢持つ気概芒種かな
(おいたれどゆめもつきがいぼうしゅかな)
遠き日の文読む恋は黴ぬまま
(とおきひのふみよむこいはかびぬまま)
ときめきの余力に灯す芒種かな
(ときめきのよりょくにともすぼうしゅかな)
老いたれど夢持つ気概芒種かな
(おいたれどゆめもつきがいぼうしゅかな)
遠き日の文読む恋は黴ぬまま
(とおきひのふみよむこいはかびぬまま)
十薬や農夫勤しむ傍らにに
(じゅうやくやのうふいそしむかたわら)
十薬や少年の日の野路辿り
(じゅうやくやしょうねんのひののじたどり)
まだ残る泣ける純情サングラス
(まだのこるなけるじゅんじょうさんぐらす)