ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

ムーンクレイドル 近況(5月)

2009年05月28日 | ムーンクレイドル
2009年5月1日 (天栄吉澤S)

ダクとハッキングで調整後、ポリトラック坂路とコースで調整。

場長コメント
相変わらず迫力のあるいい動きを見せています。容易にオーバーワークに発展してしまうタイプなので、リズム良い息づかいで走らせるよう心がけています。この調子で乗り込み、休養のブランクを感じさせない仕上がりで厩舎に戻せればと思っています。





2009年5月8日 (天栄吉澤S)

ポリトラック坂路とコースを併用して調整。

場長コメント
この中間も変わりないですね。普段は平坦コースで12Fを乗っています。トラック2周なので並の馬ならこたえるところですが、この馬の場合は最後まで引っ張りきりの手応えで息が上がるようなこともありません。はじめの1周(6F)は18秒ぐらいで入って、2周目は15-15-15-14といった感じでまとめています。それと、週1回は坂路で馬の気に任せて走らせていますが、ここでは終い13秒くらいまでペースを上げています。後肢にも立派な肉が付いてきたし、今のところ脚元にも不安はありません。ただ、頑張りすぎてしまうところがあるので、疲労の蓄積だけには気を付けて、今後はリフレッシュウィークを設けようかとも考えています。具体的な入厩時期は未定ですが、移動してもスムーズに調整が運ぶようしっかりやっていきます。





2009年5月15日 (天栄吉澤S)

ダポリトラック坂路とコースを併用して調整。

担当スタッフコメント
暖かくなって体調もいいし、相変わらずの行きっぷりの良さで抑えるのにひと苦労です。
前向きすぎる気性をうまくなだめながら調整を進めています。





2009年5月22日 (天栄吉澤S)

場長コメント
相変わらず良い状態を保っています。ようやく厩舎から声が掛かりまして、明日、栗東に移動の運びとなりました。この状態で移動できれば、向こうでもスムーズに調教できると思います。体は増えていますが、これが本来の姿なんでしょうね。未勝利を勝てなかった馬とは思えないほどパワーがあるし、この体っぷりからして500万でも通用すると思います。





2009年5月27日 (角居厩舎)

500m角馬場でダクと軽めのキャンター。

角居調教師コメント
帰厩後、乗って状態を確認したら、ハミに抵抗するような面が見られました。気性の勝った馬だけに、この状態で調教を進めても手に負えなくなる可能性があります。しばらくは角馬場でしっかりフォームを作っていきたいですね。力はある馬。今度こそは結果を残せるようしっかり調整していきます。





2009年5月28日 (角居厩舎)

500m角馬場でダクと軽めのキャンター。

松田助手コメント
引き続き角馬場でフォームの調整を行っています。だいぶ頭の位置がまともになってきましたよ。頭のポジションが適切でないと背中を使って走れないし、背を反って走るので背中を痛めてしまいがちです。その上、人とのコンタクトも取れなくなってしまうことがあるんです。他馬に抜かれると、我慢できずに頭を上げて走りがバラバラになることもありますが、きちんとしたフォームで走っている時は、さすがに力を感じます。以前は体質が弱く、気ばかり勝っていましたが、今は馬体がしっかりして、気力、体力がバランスよく充実しているので、割と早く覚えてくれると思います。真面目で前向きな馬。素質もあるので焦って仕上げるのではなく、順序立ててひとつずつ課題をクリアしていきます。


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