ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

2014年度 募集馬検討 その5

2014年08月08日 | 全般
その他括りの残り4頭はなかなか興味そそる仔たち。

とくにキーワードは「ラスト」


アルウェン13 牝


 父ネオユニヴァース 母父トニービン
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2013年3月26日
 育成:ノーザンファーム早来(野崎厩舎)
 厩舎:大久保龍志
 募集価格:1,400万(一口35,000)
 馬体重:442 体高:157.5 胸囲:180 管囲:20.5

今年半姉レッドアーヴェが出資した直後に急死するという思いもよらない事態に

この仔は父がネオユニに変わってお母さん14歳時の9番仔になります。

ネオユニの牝馬ねぇ。。。

価格は安いし、馬体自体は悪くなさそうなんで、アーヴェ嬢リベンジする人は

わたしはもし来年のロブロイ産が募集されるようなら、

デキと価格次第ではアーヴェ嬢のリベンジを考えるかも


フラワーパーク13 牝


 父キンシャサノキセキ 母父ニホンピロウイナー
 生産:白老ファーム
 誕生:2013年2月2日
 育成:ノーザンファーム空港
 厩舎:松永幹夫
 募集価格:2,000万(一口50,000)
 馬体重:434 体高:149.5 胸囲:175.5 管囲:19

このお母さんの仔が募集されたのは、ある意味今年のサプライズの一つ

母父ニホンピロウイナーという点からもわかるように、21歳時の9番仔とかなり高齢。

次に記述するディソサードのようにリヴェールの再来を期待という方と、

フラワーパーク自身のファンの方には、面白い存在です

繁殖は引退しているようですから、これが出資する最後のチャンスですしね。


1996年のスプリンターズSは今でも見ごたえ十分

馬券で2頭1点勝負してたもんなぁ

ただわたしはエイシンワシントン派

バーリン、ワシントンとエイシンの逃げ馬2頭が大好きでした

これまでトウカイテイオーやサンデーサイレンス、ダンスインザダークに、

そしてディープインパクトといった中距離以上の種牡馬との配合の仔はいますが、

スプリンターとの配合は、

2007年 サクラバクシンオー
2008年 オーストラリアのRedoute's Choice
2012年 キンシャサノキセキ

を試していますが、マーガレットSを勝っているRedoute's Choice産駒のクリアンサスのみで、

あと2頭は産駒として誕生しませんでしたから、

最後の最後で日本のスプリンター種牡馬との配合の仔です。

(まぁキンシャサは南半球生まれですけど

字面のみだと出資はないと思っていましたが、

DVDとか見てよく熟考すると、育成を経てもっと馬体が締まって馬が変わってきたら、

ラストチャンスという観点からも面白そうではありますね

もちろん狙うは短距離女王です

先月の8日に好敵手エイシンワシントンが右後肢脛骨の骨折により、

予後不良となり亡くなったのも何か縁(えにし)があったりして


ディソサード13 牡


 父スウィフトカレント 母父Dixieland Band
 生産:社台ファーム
 誕生:2013年5月16日
 育成:社台ファーム
 厩舎:須貝尚介
 募集価格:1,800万(一口45,000)
 馬体重:457 体高:155.5 胸囲:173 管囲:20.6

レッドリヴェールの半弟でフラワーパークと同様ディソサード最後の産駒。

お母さん22歳時の12番仔になります。

5月の遅生まれですでに457キロ

馬体重で苦労しているリヴェールのようなことはなさそうです。

逆に大きくなり過ぎることが気になったりして

お姉さんリヴェールよりガッチリとしていますね。

写真での馬体の雰囲気は悪くはなく、

一つ上のお兄さんはスニッツェル産駒でオーナーズにて1400万募集でしたが、

雰囲気はどちらかといえばそちらに似ているかもしれません。

でこちらはお父さんがスウィフトカレントとなかなか渋いチョイス。

新種牡馬で注目のヴィクトワールピサの半兄ですからね~

お母さんの年齢をすごく気にするわたしですが、

牝馬ならいかないでしょうが、この価格で牡馬ですし、

G1馬を輩出したお母さんのラストクロップという点でも面白いかも


マンドゥラ13 牝


 父New Approach 母父Danehill Dancer
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2013年4月7日
 育成:ノーザンファーム空港
 厩舎:安田隆行
 募集価格:2,400万(一口60,000)
 馬体重:388 体高:149.5 胸囲:170.5 管囲:18.9

お母さんはArqana December Breeding Stock Sale 2012にて、

本馬受胎でYoshida Katsumi名義で25万ユーロで落札した繁殖。

この仔はお母さん6歳時の初仔になります。

伯父にマンデュロがいる超良血ですが、この仔が今年の栗東募集馬で一番ミステリアス。

去年のアルレシャと同じ感じで、持ち込みの今回の仔より、

来年以降が本命で来年のディープの牝馬に出資出来たら嬉しいけど、
山本オーナーの預託馬ではないようなので、募集される可能性は低いかも・・・

この仔自身には興味があったし、血統的にはほんと興味深い存在だけど、

ただシンコウフォレストの半弟でもあるNew Approachってのがこれまた未知なんですよね。

なんといってもガリレオ産駒ですからねぇ

英ダービーに出走するのに雨が降って馬場が渋ってから出走を表明したぐらいですからね。

そんな父New Approachの産駒となるとちょっと重すぎて日本の馬場にはどうかなぁ

安田厩舎だし、雰囲気はやっぱり距離短めが合いそうかな

まぁこの仔はギャンブル要素高いです

牡馬だったらこの血統だしお試しにはもってこいなんですけど、

牡馬だったら東サラでなく本家系クラブで募集してたか。。。

先々見越して引退して母優先の繁殖として期待して出資しても(先見越し過ぎ?)、

おそらくノーザン所有でしょうから、そもそも募集される可能性が見えないしね。

うーん、どうしようかな~



これで今年の募集馬検討は終了です

あとは8月18日(月)の12時までに決めなきゃね

アルレシャ13、ビジュアルショック13の二馬択一

エリモピクシー13一択

意表をついてキンカメ産

それとも・・・

今週は1日に3頭(セインツ・フォース・ロザリー)も出走するので、

景気づけに3連勝してくれないかなぁ

そしたら出資の選択肢も増えるのに


【募集馬検討 その4】はこちら

2014年度 募集馬検討 その4

2014年08月08日 | 全般
ディープ、ステゴ、キンカメで栗東募集馬の19頭中10頭と半数を超えるので、

それ以外の種牡馬はそれ以外の括りで

以前はロブロイプロジェクトなるものもあったけどねぇ。。。
あと外国産馬の追加募集ってのもあったけど、今や昔

正直言ってあまり結果出てないですからねぇ

最近はすっかり流行にノッたラインナップになってます

わたし的にはそれで全然OKなんですけどね

さてそんなそれ以外括りの個性派?の面々はというと、どうなんでしょう。


ヘヴンリーソング13 牡


 父ダイワメジャー 母父Machiavellian
 生産:社台ファーム
 誕生:2013年3月26日
 育成:社台ファーム
 厩舎:音無秀孝
 募集価格:2,000万(一口50,000)
 馬体重:458 体高:149.5 胸囲:176 管囲:20.2

コンスタントに走る仔を出してはいますが、ホームラン級がいないダイワメジャー。

母父Machiavellianというとネオ産のヴィクトワールピサや、

ディープ産のヴィルシーナがいますが、

ダイメジャ産は2頭しかおらず結果は出ていません。

この仔はお母さん16歳時の10番仔になります。

兄姉はSpirito Del Vento(父Indian Lodge)というセン馬の2番仔が、

Dヴィルデンシュタイン賞という芝のマイル重賞(G2)をペリエで連覇していたり、

シュマンドフェールデュノール賞というマイルG3も連覇していたりします。

持ち込み馬だった5番仔にあたるズンダモチは22戦2勝、

社台R2000万募集だったステアトゥヘヴン(セン馬)は新馬勝ちで18戦2勝、

2010年産のウォーシップマーチは千葉セリで最高額の4000万で、

先日2勝目を挙げ戦績を10戦2勝とし現役で頑張ってます

お母さんの産駒はそこそこ走るという感じなんですよね。

ただセン馬が3頭もいるように、気性は荒めの産駒が多い。

まぁこの仔もキンカメ産のリアリーハッピーと同じ感じで、

2、3勝ぐらいするそこそこの産駒はポツポツいるんだけど、

お母さんは結構年を取っているという、社台のお下がり感が漂います

この仔はダイメジャらしくガチっとしていて、

トモの感じは如何にもパワーがありそうで、やはり坂のあるコースが合いそうです

作り自体も悪くはないと思うので、これからシッカリ成長してくれば、

コツコツと頑張ってくれるんじゃないかな。

ホームラン狙わずヒットで十分と考えての出資ならありな仔じゃないでしょうか


レッドディザイア13 牝


 父ハービンジャー 母父マンハッタンカフェ
 生産:社台ファーム
 誕生:2013年2月2日
 育成:社台ファーム
 厩舎:松永幹夫
 募集価格:3,000万(一口75,000)
 馬体重:452 体高:150 胸囲:175 管囲:19.7

ブエナビスタと激闘を繰り広げたお母さんレッドディザイアは東サラ代表馬筆頭

そんなお母さんの待望の初仔です

お母さんのファンにしてみれば待ちに待ったという仔でしょう

母優先制度があってもディザイアの場合、ほとんど出資者がいなかったそうですし、

あまり関係ないと思われます。

写真の見た雰囲気から大きそうに思っていましたが、その通り牝馬で450キロ越え

お腹がポコンとしていてまだまだ緩そうですが、

締まってくればまた違ったイメージになってくれるんじゃないでしょうか。

父はキングジョージを11馬身差の圧勝劇を演じた新種牡馬ハービンジャー。

晩成ステイヤー血統なだけに、どんな仔になるのかちょっと読めませんが、

お父さんの産駒らしく洋芝のようなパワーのいる馬場が合いそうな気がします。

この仔の強調点はやはりお母さんがあの「レッドディザイア」という点で、

東サラを代表するお母さんだしファンも多いでしょうが、

わたし的には「ハービンジャー」「牝馬」「初仔」というキーワードから、

正直言うと値段で折り合わない仔です

ディザイアの仔はこの先も募集されるでしょうから、

ピンと来た時に出資したいですね


レリックレーヌ13 牡


 父シンボリクリスエス 母父サンデーサイレンス
 生産:社台ファーム
 誕生:2013年4月7日
 育成:社台ファーム
 厩舎:西園正都
 募集価格:2,000万(一口5,000)
 馬体重:448 体高:156 胸囲:174 管囲:20.4

お母さん14歳時の9番仔。

兄姉はよくセレクトセールで取引されていて、

 オメガトゥルカラー(父クロフネ) 牝 セレクト当歳1850万 2戦0勝
 サントシャペル(父クロフネ) 牝 社台RH 募集額2000 5戦1勝
 ファーストグロース(父シンクリ) 牡 セレクト当歳6800万 26戦3勝(地方33戦0勝)
 アサクサポイント(父キンカメ) セン セレクト当歳4100万 27戦3勝
 アサクサニッポン(父シンクリ) セン セレクト当歳2900万 18戦1勝(地方2戦0勝)
 パイナップルリリー(父チチカス) 牝 7戦0勝
 ナリノサチ(父ギムレット) 牝 千葉セリ2歳 560万 7戦0勝
 マイネルジェニック(父Swept Overboard) 牡 セレクト1歳1200万(募集額2100万)

全兄は2頭とも勝ち上がっています。

活躍しているかって言われると・・・ですが。

西園師のコメントに「気品の良さに惹かれた」とあるように、

確かに顔立ちとか雰囲気あるかも

セレクトで売れるくらいだから、代々の仔達はつくりは良いんでしょう

シンクリ×母父サンデーといえばフェブラリーS勝ち馬サクセスブロッケン。

芝では朝日杯勝ちのアルフレード。

でもこの仔は母系にミルリーフがいるし、祖父母が伊オークス馬で、

ブラックタイプには愛2000ギニーの勝ち馬Northern Treasureや、

ヨークシャーオークスを2連覇したOnly Royaleが見受けられるんで、

ひょっとしたら芝中距離向きの仔かもしれません

全兄のファーストグロースは芝の長距離で3勝ですからね。

シンクリ産といえば馬格がある方が活躍しているイメージあるので、

現状で448キロあるし、結構この仔も大きくなりそうでいいじゃない

コツコツ芝で頑張ってくれそうな気がしています。


ショウダウン13 牡


 父ゼンノロブロイ 母父Darshaan
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2013年2月19日
 育成:ノーザンファーム早来(森下厩舎)
 厩舎:笹田和秀
 募集価格:1,800万(一口4,500)
 馬体重:430 体高:155.5 胸囲:175 管囲:21.2

愛馬レッドリーガルの半弟で同じ笹田厩舎。

お母さん13歳時の9番仔になります。

特にクロスとか発生していないようだけど、

アメリカンなロブロイに欧州の重厚な血のお母さんとの相性は良いかも。

たまに芦毛好きと仰る方がいますが、わたしは特にそういうのはないんですが、

この仔はちょっと気になってます

まぁ馬体のバランスなんか悪くない気がするのと、

DVD見てても引き手の手綱具合を見てると、結構従順な仔のように見えます

トモにもっと筋肉ついてくれれば、面白そうなんですけどねぇ

ただロブロイにはこれまで3頭も出資しているんで、

そろそろもういいかなぁってのもあったりして

あとはやっぱりお母さんの産駒でまだ結果が出ていないんで、

兎に角お兄ちゃんリーガル君には頑張ってもらって、

その結果次第では、来年の募集締め切り頃に考えるなんてのもありかも


レッドマシェリ13 牡


 父ネオユニヴァース 母父Gone West
 生産:戸川牧場
 誕生:2013年4月3日
 育成:坂東牧場
 厩舎:藤原英昭
 募集価格:1,800万(一口4,500)
 馬体重:384 体高:153 胸囲:163 管囲:19

東サラって比較的安馬で藤原厩舎ってのが見受けられる気がするんですけど、

どうなんでしょそこんとこ

お母さん自身も藤原厩舎で3戦してまったくいいとこなく引退。

この仔は6歳時の2番仔になります。

ネオユニに母父Gone Westって数が少なくまだ活躍馬がいません。

まぁGone West自体が数いないよね

レッドマシェリの募集時のイメージがあんまり記憶になく、

出資していたわけでもないので特に思い入れ等ないんですよね。

社台ファーム生産で2800万の募集でしたが、

引退時に社台があっさり手放している点から期待値もちょっと疑問だったりします

ネオユニなんで、母系にスピート系のミスプロはプラス

ただ重いサドラーもいるんですよね。

あと少し気になるのがややキツめの3×4のヘイロークロスがあります。

愛馬ロザリー嬢でちょっと懲りたキツいヘイロークロス(3×3)
(今年はフェアリーバラード13がヘイロー3×3持ちですよね)

上述したヘヴンリーソング13にも同様のクロスがありますが、

こちらはお母さん自身も脚元に不安があっただけに、子供はどうでしょうか


【募集馬検討 その3】はこちら             【募集馬検討 その5】はこちら

2014年度 募集馬検討 その3

2014年08月08日 | 全般
今年の東サラはキンカメ6頭募集で5頭が栗東。

毎年コンスタントに活躍馬を出すリーディングサイアー上位常連の種牡馬

種付け料も、

 2005年度Fee:600万円
 2006年度Fee:600万円
 2007年度Fee:600万円
 2008年度Fee:500万円
 2009年度Fee:500万円
 2010年度Fee:400万円
 2011年度Fee:500万円
 2012年度Fee:600万円
 2013年度Fee:700万円
 2014年度Fee:800万円

近年上昇中です

昨年は体調を崩して種付けを中止するなんてこともありました。

ただわたし的にはヴィヴィアン嬢フォース君と2年連続で出資しましたが、
現状は・・・

見る目がないだけなんですけどねぇ

どうも今年はキンカメ産に対して、そこそこいい値段してるというのもあり、

興味が下がり気味です

キンカメは母親の良さを素直に出してくれるので、

良血の繁殖なのが一番期待値高いそうだけど。


イタリアンレッド13 牡


 父キングカメハメハ 母父ネオユニヴァース
 生産:社台ファーム
 誕生:2013年4月7日
 育成:社台ファーム
 厩舎:石坂正
 募集価格:3,600万(一口90,000)
 馬体重:410 体高:151.5 胸囲:167.5 管囲:19.9

お母さんはなんといってもサマーチャンピオンに輝いた実績を誇る東サラ活躍馬

あの気難しいネオユニ牝馬の代表でもありますよね~

そんなお母さんの初仔になります

今年の目玉の一頭でもあるし、初仔ですがデキもいいようなので結構いい値段していますが、

昨年のキンカメ産スープリムゴディス12と比較すると価格は抑えられてる気がするし、

今年から母優先制度が設けられ、しかも最優先枠より優先度高いし、

石坂厩舎という点からして、お母さん出資者は行く人多いんじゃないでしょうか

ただ産駒はそんなに多くはありませんが、

昨年から登場し始めています母父ネオユニヴァースって、

実は結果出てないんですよねぇ

当然繁殖レベルもあるし、そんなに数が出ているわけではなく、

イタリアンレッドの実績からすると期待の方が高くなるんで、

面白い存在ではあるんですが

ただ母馬優先制度があるので、ここに優先使うのもなぁ

っという気が今のところしています。お母さんは200口募集でしたけどね。

サイズも4月生まれだし程良い感じで、ガッシリとした雰囲気のある仔に見えます

最初に少し触れた良血にキンカメですし、その点は注目高いです

ディープ産の仔たちのサイズがいずれも小ぶりで、

意外にこの仔が一番人気になったりして

もう少しお母さんの人気下がって(上がるかもしれないけど)、

3年後ぐらいの仔に出資してみるのもありかなぁ

そう言えば今年のカタログには母自身や兄弟が活躍馬にあたる、

イタリアンレッド、レッドディザイア、ディソサードのページの前に

馬物語として記事がありますが、

それってたまにGCで見かける平松さとしさんが書いてるんですね。


プレイガール13 牡


 父キングカメハメハ 母父カーリアン
 生産:飛野牧場
 誕生:2013年3月13日
 育成:パイオニアファーム
 厩舎:松田国英
 募集価格:3,400万(一口85,000)
 馬体重:455 体高:153 胸囲:175 管囲:19.5

昨年のセレクト当歳で東サラが2,800万で落札した仔。

そこから600万の上乗せで募集されました(消費税は見てません)。

このあたりは変わらず良心的な東サラさん

うん見た目からしてガッシリとしていてゴッツいですね~

馬体重も450キロ越えでこの仔も大きくなりそうです。

この仔はお母さん15歳時の9番仔にあたります。

正直言うとお母さんの産駒で活躍馬はないに等しいです。

日本に持ってくるまでに4頭の産駒がいて2頭は勝ち上がっていますが、

それ以降の持ち込み馬含め、日本で生産した仔は勝ち上がれていません

今年も一つ下のキャプテントゥーレの牡馬がセレクト当歳に出されていましたが、

主取りになっちゃっています。

先ほども言った通り馬体はガッシリとしたタイプのようで、

パワータイプかと思われ、首筋も太くそんなに長くはないので、

ダートの短距離がピタっとイメージ合う気がするかも

母父カーリアンにキンカメというと頭数は少ないながらも5勝を挙げているレイカーラがいますが、

それ以外は目立った仔はいませんし、気になるのが母母父にサドラーズウェルズがいる点。

サドラー牝馬にキンカメは重鈍になりやすいそうなんでそこがね。

でもセレクトに出されたぐらいの仔ですから、

トモは力強くミシっと詰まった感じの筋肉でパワーは間違いなさそう~

そういえば育成のパイオニアファームって、

最近3連勝して勢いに乗っているレッドルーファスがお世話になってましたよね。


プレシャスラバー13 牡


 父キングカメハメハ 母父ペンタイア
 生産:乾皆雄
 誕生:2013年3月16日
 育成:加藤ステーブル
 厩舎:角居勝彦
 募集価格:3,800万(一口95,000)
 馬体重:403 体高:151 胸囲:170 管囲:19.5

お母さん自身はサンデーRの馬で17戦1勝の戦績で、15歳時の8番仔。

新潟記念の連覇と小倉記念を勝っているナリタクリスタルの半弟ですね。

ただそれ以外の兄妹はあまり結果がともなっておらず、

勝ち星を挙げているのがナリタクリスタル以外には、

セレクトで500万のスマートマーチ(父リンカーン)が13戦1勝。

山本オーナーがセレクトで2100万で購入したアピシウス(父スペシャルウィーク)が4戦2勝。

このあたりで、今3歳のアピシウスは6、7月の函館ダートで2連勝と勢いはあります。

まぁこの仔もキンカメでミスプロクロスが発生していますし、ダートかもしれません。

そして写真の見た目はガッシリとして脚も長めでいい感じ

さすが角居厩舎に預けられるだけはあるかなぁ

その分価格に乗っかってる気がするけど

繋ぎが長めに見えるので、そういう点では芝かもしれないけど、

どうも柔らかさが足りない気もするんですよねぇ

もし角居厩舎馬にいくならやっぱりビジュアルショック13でしょうかね。


リアリーハッピー13 牝


 父キングカメハメハ 母父Avenue of Flags
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2013年5月14日
 育成:ノーザンファーム早来(日下厩舎)
 厩舎:友道康夫
 募集価格:2,800万(一口70,000)
 馬体重:398 体高:152 胸囲:168.5 管囲:19.2

お母さんはハリウッドオークス(G1)で3着の実績があり、

2002年キーンランドノベンバーセールにてGone Westの仔を受胎していて、

37万5千ドルで落札されて輸入された繁殖。

その持ち込み馬ショウナンタイトルはセレクトで4,600万で24戦1勝。

次のクロフネ産は結局お目見えすることはなかったけどセレクトにて1億で、

クロフネ産として当時の最高落札価格を記録しています。

さらに翌年のタキオン産ルミナスハッピーはサンデーRで3,000万募集でしたが、故障で未出走。

ネオレボルーション(父ネオユニ)はサンデーRで募集額5,000万で23戦3勝、障害11戦2勝。

リアルアヴェニュー(父クロフネ)はキャロで募集額3,200万で12戦3勝。

サトノフローラ(父タキオン)はセレクトで2,500万で16戦3勝。

ワープドライブ(父ディープ)はサンデーRで募集額6,000万で新馬勝ちし4戦1勝。

アドマイヤザウス(父ハーツ)はセレクトで4,000万で未出走。

まぁ上記のようにずっと期待されセレクトやサンデーR等で募集されて、

派手な活躍馬はいまだ出ていませんが、どの父でもある程度勝ち上がりもしていて、

堅実さがありそうな感じ。

堅実といえばネオレボルーションなんて2着を14回もしていたりします

この仔はお母さん19歳時の12番仔なんで、

まぁサンデーRのお下がり感は拭えないところなんですが

DVDの雰囲気から自我は強そうな気がしたんですけど、どうでしょうね

5月の遅生まれなんで、馬体重は今は気にしなくてもよさそう。

牝馬でこの値段ですから、クラブとしては自信があるのかな。


ブレンダ13 牝


 父キングカメハメハ 母父ロックオブジブラルタル
 生産:下河辺牧場
 誕生:2013年2月9日
 育成:下河辺牧場
 厩舎:庄野靖志
 募集価格:2,000万(一口50,000)
 馬体重:436 体高:155.5 胸囲:176.5 管囲:19.5

バラード一族につらなる愛馬レッドルグランの半妹。

お母さん7歳時の3番仔になります。

この仔はボリューミーでしかも繋ぎの感じからしてダートでしょう。

庄野師も「スピードやキレというより力がいるタフな馬場で」って言ってるし

コロンとした雰囲気の馬体だけど、そう見た感じ悪くないと思うんですよね

牝馬で最初からダートというのは躊躇してしまいますが、

キンカメ(種付け料600万)でこの価格ですから、一考の余地はあります

まぁ先行でどうこういう仔ではないので、気になる方は様子見するでしょう


【募集馬検討 その2】はこちら             【募集馬検討 その4】はこちら