ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

アドマイヤリッチ17 募集時情報

2006年01月31日 | アドマイヤリッチ17

オープンへ出世した半兄が授ける自信、
3歳春に最高の微笑みをターフに届けたい


○母&母系解説(Family Story)

6勝を挙げオープンへ駆け登った能力、
決して遠くない産駒による重賞制覇

7歳3月まで現役を続け、計31レースを駆け抜けた母アドマイヤリッチは、芝、ダートを問わない力強いスピードを武器に、中距離戦線で計6勝をマークしています。
なかでも、ハナ差の大接戦を制した1000万下フィリピンT、パワフルな末脚を駆使して先に抜け出した2着馬を差し切った準OP雅Sでは、地力の高さを証明する、素晴らしい勝ちっぷりを披露しました。
ラストランを走り終えてすぐに、繁殖牝馬生活を開始。これまでに、計4勝をあげ、重賞レースでも健闘を示した、父ジャングルポケットの牝駒レッドオリヴィア、OP若葉S、OPアンドロメダSを制した現役馬で、父にメイショウサムソンを持つ牡駒レッドソロモンといった、共に当クラブ所属の優秀な産駒たちを送り出しています。
そして、父に名血の新鋭種牡馬ルーラーシップを迎えて誕生した牝駒が、アドマイヤリッチ17。勝負強さと安定の高さを備えるアドマイヤリッチ17には、牝馬クラシック戦線で大きな見せ場を作って欲しいところです。

○配合診断

初年度産駒から躍進中の父、SS系でも一級品の母系は絶好の配合

若葉S(OP)を勝ったレッドソロモン(父メイショウサムソン)、準オープンで活躍したレッドオリヴィア(父ジャングルポケット)の半妹。
母アドマイヤリッチも現役時代に準オープンを勝利し、血統的にはダンスインザダーク、ダンスパートナー、ダンスインザムードの三きょうだいと4分の3同血です。
天皇賞・春(G1)を勝ったスズカマンボとは8分の7同血です。
父ルーラーシップは菊花賞馬キセキをはじめダンビュライト、リリーノーブル、サンリヴァルなどの活躍馬を送り出している若手の注目種牡馬。
サンデーサイレンスを持たず、スタミナ色の強い血統構成なので、母方にサンデーサイレンスとMr.Prospectorを併せ持つ産駒は走っており、連帯率はルーラーシップ産駒全体を5%以上も上回ります。本馬はこのパターン。
芝中距離向きの高い資質を感じさせます。

○馬体解説

2歳夏には臨戦態勢が整う雰囲気、馬体のバランスの良さがそれを立証

伸びが良く、造りも綺麗な飛節、素晴らしい形状を持つトモといった部位が、しなやかで切れがある、大きな歩きの源となっています。
力強さをアピールしている、短く高い首、強さに満ち溢れた背中と腰、深さがあり、肩の傾斜角度も程良い胸前、肋骨周辺の筋肉が良く張っている胴といった箇所も、馬体面のセールスポイント。
また馬体全体のバランスが良いことも、強調材料といえるでしょう。
精神的に安定していて、順調に調教を積んでいけるタイプ。
2歳夏には、十分に仕上がった状態で、デビュー戦を迎えられると考えています。
距離適性は、マイル~2000mにあり。瞬発力を武器とするグラスホースです。




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