ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

レックスレイノス12 募集時情報

2006年01月18日 | レッドファルダ

○母&母系解説(Family Story)

父と母父の組み合わせが生む相乗効果が名馬誕生の鍵に

愛で生産された母レックスレイノスは英で2勝をマーク。
米の芝重賞でも健闘を示し、日本馬シーザリオが勝利したことで知られる3歳牝馬限定G1アメリカンオークス招待Sでゴジップガールの3着、G2ハニムーンHでも3着に入っています。
現役引退後に繁殖牝馬として日本に導入。
そして父にサンデーサイレンス直仔の一流種牡馬ゼンノロブロイを迎えて誕生した初仔となる牡駒が、レックスレイノス12ということになります。
母の父インティカーブは、G1エリザベス女王杯を連覇した外国馬スノーフェアリーの父として日本での知名度を高めたヘイルトゥリーズン系種牡馬。
日本屈指の名馬だった父ゼンノロブロイとの配合が、どんな相乗効果を生むのか、非常に楽しみです。
また、前述のヘイルトゥリーズンに加え、ミスタープロスペクター、バックパサーと、米競馬界が誇る名馬、名種牡馬のインブリードが施されていることも、レックスレイノス12の競走馬としての成功を後押ししてくれることでしょう。
母系は欧米で確実に走る産駒を送り出している一族。G2キングエドワード7世Sに勝ち、種牡馬入りしたマルキドサド、G3ミネルヴ賞に勝ち、G1サンタラリ賞で3着、G1仏オークスで4着したフォーシズオブダークネス、スカンジナヴィアのチャンピオンスプリンターであるハキキらが、ファミリーから登場しています。
母系から芝適性の高さとパワー、加えて3歳以降の成長力も受け継いでいるレックスレイノス12には、息の長い活躍が期待されています。

○配合診断

母はアメリカオークス招待S(米G1)で3着となった芝馬。
母の父Intikhabの代表産駒Snow Fairyは、英オークス(G1)、愛オークス(G1)、愛チャンピオンS(G1)を勝った名牝で、日本に遠征してエリザベス女王杯を連覇したのは記憶に新しいところ。
イギリス調教馬でありながら日本の高速馬場にも即対応したように、スピード面で高い能力を伝える血です。
本馬はマイニング≒Crafty Example 3×3。
マイニングが抱えるMr.ProspectorとBuckpasserを同時にクロスさせる配合は、アグネスワルツのような芝馬よりも、スピルオーバーのようなダート馬に出るケースが目立ちます。
ただ、本馬は母の適性によって、ダートはもちろん芝でもやれるはずです。
仕上がり早く2歳戦から頭角を現し、2000m前後で最高の力を発揮するでしょう。

○馬体解説

母レックスレイノスは欧州、米国を転戦して活躍。環境の変化に強く、本馬は初仔でも骨量豊富で、腕節もがっちりと形成されています。
繋ぎは短くやや太め。
パワーがあり、蹄の反回の速さで勝負するタイプです。
飼食いが旺盛で背中やひ腹の脂肪は多めでも、これから運動負荷が大きくなれば無理なくシェイプアップされていきます。
股関節の形成が少し遅めだった父ゼンノロブロイは本格化が4歳秋。
本馬は後脚を前方に踏み込むパワーを生む後膝部分の大腿筋膜張筋がゆったりあるので、父と比較して推進力が付くのも比較的早めの傾向です。


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