2017年3月3日 (宇治田原優駿ステーブル) |
周回キャンター2400m、坂路1本。 |
牧場スタッフコメント
この中間も順調に調整しています。 普段はF18秒ほどのペースで乗っていますが、週に2本は15-15を消化しています。 これまでのところノドからくる熱発はありませんし、咳をすることもありません。 体調は安定していますよ。 入厩に備えて来週からペースアップする予定。 今後も周回コースと坂路を併用して乗り込んでいきます。 |
馬体重495キロ |
2017年3月9日 (高橋義忠厩舎在厩) |
本日の検疫で栗東トレセン・高橋忠厩舎に帰厩しました。 |
2017年3月10日 (高橋義忠厩舎在厩) |
本日は角馬場で調整しました。 |
高橋忠調教師コメント
牧場で5、6本時計を出すなど順調に調整できたので予定を早めて帰厩させました。 今のところ1番の目標は4月9日(日)阪神9レース/忘れな草賞(牝)芝2000mですが、その2週前にある3月25日(土)阪神9レース/君子蘭賞(牝)芝1800mを使ってから忘れな草へ向かうことも検討しています。 まずは今週末、来週の動きを見て判断させていただきます。 |
助手コメント
きょうは角馬場でハッキングのみでした。 初日だったせいもあるかと思いますが、逍遥馬道を歩いているときから首の辺が発汗。 これから何をするのか不安になりストレスを感じていたのかもしれません。 あすから通常のメニューを消化していくことになりますが、ストレスを軽減させるためにできることを考えた結果、騎乗者を固定して調教を進めてみることになりました。 まずは1日でも早くトレセンでの生活に馴染めるよう不安を取り除くところ始めていきたいです。 |
2017年3月15日 (高橋義忠厩舎在厩) |
本日はCウッドコースにてキャンター調整を行いました。 |
高橋忠調教師コメント
ここまでの調整は順調なので、今のところ次走は君子蘭賞へ向かう予定です。 鞍上については藤岡康騎手が他場で騎乗するということで松若騎手に依頼しました。 あす予定しているCウッドコースでの追い切りは松若騎手に乗ってもらうことになっています。 きのう心拍数を計測する装置をつけて調教しましたが、普通の馬より波形の上下が大きいことがわかりました。 スピードが上がっていくことで心拍が上がるのはわかりますが、こんなところでと思うところで上昇したのかと思ったら何もなかったようにすぐ下がっての繰り返し。 不整脈のような病気ではないとのことですが、休んで見かけは立派になって帰ってきましたが、まだ内面は伴ってきていないようです。 |
助手コメント
けさはEダートコースをハッキングで回ったあと、Cウッドコースを普通キャンターで1周。 帰厩後、3日目までは元気一杯という中にも気負いがありましたが、日に日に落ち着きが感じられるようになってきました。 カイバもちゃんと食べていますよ。 前回もここまでは問題なかったので、あとは追い切りで負荷をけたときにどうなるか。 事前に対処できることはやっておきますが、人があまり気負わず、自然体で接していければと思っています。 |
2017年3月16日 (高橋義忠厩舎在厩) |
本日はCウッドコースにて併せ馬で追い切りました。 内エッジースタイル強めと5F併せで0.2秒先着 |
CW | 松若J | レッドコルディス | 81.8-66.6-51.8-38.2-12.6 | 仕掛け |
高橋忠調教師コメント
きょうの1週前追い切りは松若騎手にどんな馬なのかわかってもらうだけで十分だろうと考えていたので、特に指示は出しませんでした。 残り1Fを切ってハミをかけなおすとしっかり反応して並走していた相手との差を広げていました。 時計は1本目としては十分なもので動きも上々。 追い切りに騎乗した松若騎手は 『トビが大きくて、長くいい脚を使えそうな馬ですね。 ところどころ馬場が掘れていたのでノメッていたけど、スピードが鈍ることはなく、手応え通りに脚を使ってくれました。 今の時点でもいい馬だと感じますが、これからもっと良くなると思います』 と話していました。 このあと反動が出なければ来週の君子蘭賞を使って、レース後も問題ないようなら中1週で忘れな草賞に向かう予定です。 新馬戦の前も、放牧先の牧場でも特別なことをせずに体調を維持できていたのでこちらでも特別なことはせずに進めていきます。 |
2017年3月22日 (高橋義忠厩舎在厩) |
本日は角馬場で調整しました。 |
CW | 助手 | レッドコルディス | 3/20 83.8-68.1-53.4-39.6-12.5 | 強め |
助手コメント
今週月曜日に本追い切りは済ませました。 しまいだけ伸ばすことは考えず、長い距離を乗りたいと思ったのでCウッドコースで2周という内容にしました。 もちろん1周目からビュンビュンいくわけではなく、スーッと楽に走らせて2周目へ。 2周目は残り6Fから徐々にペースを上げて時計を出しました。 スピード感も手応えも十分で、直線に向くところで軽く合図を送っただけで自分からトップギアに入れようとするのも確認できたので、それ以上はやりませんでした。 いつも動く馬ですが、月曜日の動きもとてもよかったですよ。 ハードな追い切りを消化したあとでもしっかり食べていますし、背腰へのダメージもありませんが、もう十分負荷をかけられたので、あす、あさっても追わずに調整程度にとどめる予定です。 獣医師に診てもらってもノドはだいぶ強くなっているということでした。 競馬は去年10月以来なのでいきなり勝ち負けとは強く言えませんが、調教を加減したわけでもないのでたたき台とも思っていません。 でも、まずは一度競馬で走ってリズムをつかんでもらいたいと思っています。 今週無事に出走できるよう体調管理には細心の注意を払っていきます。 |
2017年3月23日 (高橋義忠厩舎在厩) |
本日はCウッドコースにてキャンター調整を行いました。 今週25日(土)の阪神競馬、君子蘭賞(芝1800m)に松若騎手で出走。 |
助手コメント
体温はずっと安定しているのでカイバはよく食べますし、元気一杯ですよ。 きょうはまず広い角馬場で時間をかけて体をほぐしました。 角馬場に入れてすぐは少し気負っていましたが、運動を終えて地下道からCウッドコースへ向かう頃にはだいぶ落ち着きを取り戻していましたよ。 Cウッドコースでは前半はゆったり走らせて、ゴール板をすぎてからスーッとペースを上げる感じで1周。 きのうより力みは取れていい雰囲気でした。 あすは競馬に備えて駐立やスタートなどゲート練習を行う予定です。 |
2017年3月29日 (高橋義忠厩舎在厩) |
本日はひき運動の調整でした。 |
高橋忠調教師コメント
休み明けの昇級戦で上がり最速という内容ですから、やはり能力がありますね。 これからが本当に楽しみになりました。 レース後はひき運動で疲れを取っていますが、異常ありません。 今後についてですが、当初の予定では中1週で忘れな草賞へと考えていましたが、中3週で23日のフローラS(東京/芝2000m)に向かうことにしました。 鞍上は調整中。 レース後、松若騎手が馬場を気にしていたと話していたのですが、忘れな草賞の頃にはさらに馬場状態が悪化している可能性が高く、力を出し切れないまま終わってしまいそうですし、脚元への負担が大きくなってしまいます。 それにそのあとのことまで見通すと、中1週よりも中3週のゆとりあるローテーションを組んでおきたいと考えました。 その2つの点から東京の開幕週を選択しました。 1勝馬なので確実に出走できるかはわかりませんので、その次の週のスイートピーSも視野には入れています。 今のところあすから軽めに乗り出し、運動後にプール調整の練習かゲートを見せにいくことにしています。 |
助手コメント
体重は減っていましたが、今回は数字をあまり気にせず進めていました。 牧場での数字はふくらませてもらったものですし、毎日しっかり食べて、運動していたのでそれで十分だと思っていました。 これから成長とともにもっと筋肉がついてがっちりしてくるでしょう。 普段落ち着いている馬ですが、レース当日は急にスイッチが入って立ち上がるなどイレ込む場面もあり、まだまだメンタル面の幼さを感じました。 それにゲートに難があるので練習してレベルアップさせないと。 次は東京までの長距離輸送という不安要素もありますが、大舞台を目指して頑張ります。 |
2017年3月30日 (高橋義忠厩舎在厩) |
本日はひき運動とプール調整でした。 |
助手コメント
次走まで時間があるので乗り出すのはあすからにしました。 きょうは30分ほどひき運動をしてからプールへ行ってきました。 直線を1本と左右1周ずつというメニュー。 初日なのでこれくらいで十分でしょう。 今のところ体調も安定していますし、カイバもしっかり食べています。 あすは調教後にゲートに連れていくことになりそうです。 |
2017年2月へ | 2017年4月へ |