ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

2016年度 募集馬検討 その2

2016年07月28日 | 全般
今年の東サラはディープ産9頭募集という目玉も凄いんですが、

キンカメ、ハーツ、ステゴといった人気種牡馬の仔も、

7頭の募集としっかり募集リストに揃えられています。

このあたり販売戦略がもうベタだろうがなんだろうが売るぞってなってるのかな

まぁ2、3年前なら中でもステゴ産に勢いがあった気がするけど、

人気のオルフェもゴルシも現役からいなくなったし、黄金配合の仔もいないし、

今は落ち着いていて、どの種牡馬がってのもこの3頭だと好み次第ってところでしょうか。

わたしの趣味的には今はハーツなんですけど、そこまでこだわりはなかったりします

人気種牡馬だからってそれが走る結果につながるかは当然絶対ではないけど、

やはり皆さん走る馬に出資したいのは当然なので、

人気があるってことはそれなりに走るからなわけで、

人気どころ(種牡馬、ノーザン)を集める、それが一番売れる確率高くなる気はします。

あたりまえ過ぎ

ただコンセプトが消えていって色がなくなる感じですけど、

もともと東サラにそんな色があったかと言われると・・・

オーナーの趣味的なものは感じるけどね

東サラは数年前に外国セールで集めたオーナー繁殖馬の結果次第では、

大きく変わっていきそうです

クラブ血統ってのが出来上がると、強みになりますから。

そういえば今年って極端に小さい仔がいないですよね。

その辺りも今年の東サラは粒がそろっている感がうけ、馬選びの選択肢も広がっています。

カタログの冒頭で意識したこと書かれてますよね。

さて7頭のうちの関西募集の5頭に目を向けていきたいと思います


エリモピクシー15 牡


 父キングカメハメハ 母父ダンシングブレーヴ
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2015年4月21日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:石坂正
 募集価格:7,000万(一口175,000円)
 馬体重:430 体高:152 胸囲:169 管囲:20.3

お母さん17歳時の8番仔になるキングカメハメハの牡馬。

今年の私の中での超目玉

というか募集前からほぼ出資するつもりでいました

名牝と呼んでいいお母さんの仔どもたちが挙げた重賞勝利数は11

その数を増やしてくれる仔だと今から期待してます

父キンカメということでピクシーっ仔の中で初めてサンデー系でないお父さんとなりますが、

それを不安視される方も多いかと思われますが、

逆にそれがどう出るか自体もわたし的には楽しみでもあります

あと来年のハーツの牡馬も興味津々なんだけどね。

価格はそりゃぁ安ければ安いにこしたことはないんですけど、

まぁこの仔に限って言えばこれぐらいするだろうっと思っていたあたりですので、

高いけど仕方がないと諦めています

お母さんが高齢の域になってるっていうのは不安の対象ではあるでしょうけど、

ピクシー母さんに限ってはそこには目を瞑ります

4月の遅生まれでこの馬体重なら特に文句なく、今後さらに成長してくるでしょうし、

筋肉の質感も良さそうですし、首とのバランスが若干気になるといえば気になるけど、

馬体的にとくに文句はありません

顔の感じはアリオンの方がより優等生っぽい気がしましたが、

この仔もまじめそうです

この仔にはどうしても出資したいですね~


プリンセスルシータ15 牝


 父キングカメハメハ 母父サンデーサイレンス
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年4月16日
 育成:社台ファーム
 厩舎:須貝尚介
 募集価格:1,800万(一口45,000円)
 馬体重:400 体高:152 胸囲:168 管囲:19.5

お母さん13歳時の6番仔になるキングカメハメハの牝馬。

芝の短距離で活躍したお母さんは5勝馬

お母さんの半兄には宝塚記念の勝ち馬メイショウドトウ。

まだ産駒に活躍馬がいませんが、

母父サンデーに父キンカメというベタですが走る可能性の高い配合。

しっかりニジンスキーも入っていて配合面では文句なし

これまでの兄姉はハービンジャーやチチカスといったちょっと微妙なお父さんが多いので、

こういう日本主流の王道配合のタイプがこのお母さんは一番結果が出そうな気がしています。

動画ではなんだか覇気がなさそうにも見えるのは気になるし、
(たまたま?)

キンカメの牝馬は愛馬ヴィヴィアン嬢がまったく走らなかったんで、
(わたしの見る目がないだけ)

若干抵抗がないこともないけど、お手頃感のある価格なんで、

まだ小振りですが、先々の成長力にかけるのもひとつありかな、

と思わせる仔だとわたしは思います

できれば長く様子見したい仔ですし、それができる東サラだと思ってます

須貝厩舎なんで意外と早くデビューしたりするかも


ショウダウン15 牝


 父ハーツクライ 母父Darshaan
 生産:大道牧場
 誕生:2015年2月21日
 育成:坂東牧場
 厩舎:笹田和秀
 募集価格:2,000万(一口50,000円)
 馬体重:405 体高:149 胸囲:166 管囲:19

お母さん16歳時の10番仔になるハーツクライの牝馬。

兄のレッドエルディストがダービーに出走し、一気に東サラ血統の中で注目が上った今年

お馴染みショウダウンもそろそろ高齢の域に差し掛かってきました。

もともと母系からは長距離向きでもあるので、

ハーツとなればやはり芝の中距離での活躍に期待がかかるんだけど、

そもそも母父Darshaanってそんなにいないんですよね。

あと気性が強いということで、ちょっとその辺は気になるところ。

たしかに目に強気な感じがちょっと伺えます

まぁ気性についてはどう転ぶかなんて誰にもわかんない要素ですけど。

少し残念なのがショウダウンがノーザンファームから移っちゃってて、

この仔の育成は坂東牧場になります

ロブロイ産の兄貴があの長くいい脚を使えてるんで、

雰囲気は似ている気がするし同じタイプならハーツで更に切れ味増加かも

まだまだ小柄で成長途上ってとこなんで、これからの変化に期待したい仔ですね。

もしガラッと変わってきたり、

半兄の愛馬リーガルくんが今秋に飛躍したら一考したい仔です


マンボスルー15 牝


 父ハーツクライ 母父Kingmambo
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年3月4日
 育成:社台ファーム
 厩舎:音無秀孝
 募集価格:1,600万(一口40,000円)
 馬体重:425 体高:154.5 胸囲:168.5 管囲:19.7

お母さん14歳時の8番仔になるハーツクライの牝馬。

3番仔の東サラのタキオン産の半兄レッドジャイヴは、

新馬勝ちした時もっと活躍するかと思いましたが、

意外とその後伸び悩んでしまって16戦1勝の戦績で終わっちゃったんですよね。

母父キングマンボに父ハーツの代表産駒となると、

短距離で活躍した北九州記念勝ち馬ツルマルレオンでしょうか。

比較的牝馬に活躍馬が出やすい傾向にある組合せでもあります。

お母さんは米の重賞勝ち馬でキングマンボ肌の良血なだけに、

期待していたほど産駒の活躍がまだないのが残念な状態で、

馬体は緩そうな感じですが、質感がすごく良く映るんですよねぇこの仔

単純に黒さ(青鹿毛)に化かされてるだけかもしれないけど

放牧地でリーダーシップを発揮しているというコメントも頼もしく感じるし、

一番下の価格帯ではわたし的に化けるかもという意味では、

この仔が一番面白そうに思えるんですよねぇ

まぁ前向きな気性が出やすい母系で、気が強いってのがどうでるか

良い方向に出てくれば何も言うことないんですが、

ジャイヴのように初戦だけって可能性もないこともない

勝ち気過ぎて短距離向きだったりするかもしれないしねぇ

先行では大丈夫だと思うんで、この仔も成長を見守って馬体がしっかりしてきて、

デビューが遅くなり過ぎないようなら面白いと思います


レディイン15 牝


 父ステイゴールド 母父Kendor
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年2月4日
 育成:社台ファーム
 厩舎:吉田直弘
 募集価格:1,600万(一口40,000円)
 馬体重:448 体高:161 胸囲:176.5 管囲:20.1

お母さん16歳時の9番仔になるステイゴールドの牝馬。

実質的に今年が産駒に出資するラストチャンスのステイゴールド産駒

産駒は牡馬が走るイメージが強いんですが、ここ数年は牝馬でも走る仔が出てきている感じ。

この仔も悪くはないと思うんだけど、なんでしょう

どうもわたし的にピンとくるものがないのも正直な感想でしょうか。

馬体のバランスとか悪くないんだけど、母系にあまり惹かれる感がないからかなぁ

お母さんも高齢の域に差し掛かっていますしね。

ただステゴですでに450キロ近くあるのはいいんじゃないでしょうか。



この中ではやはりエリモピクシー15がダントツですが、

様子見したくなる仔が多数います

それが可能な東サラはやっぱいいですね


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